2016年7月19日火曜日

甲斐駒ケ岳 初めてのテント泊 その1

3連休の前半を利用して、甲斐駒ケ岳に行ってきました。
今年購入したテントを持って出掛けました。

車中前泊した朝です。
この日はまだそれ程自動車は停まっていません。
夜はかなり雨が降り続いていました。
この時間は雨の心配がない感じで曇っています。

北沢峠までバスで向う事になります。
長野県側のバス停は、仙流荘からになります。

川原にある第2駐車場です。
この日は1台も停まっていませんでしたが、帰りには満車状態と思います。

バス発車時刻が近付いてきたので、登山者が集まってきました。
この日の始発は、何と8:05です。だから、みなさん のんびりしています。
連休初日の明日は5:15になんです。

これから向う北沢峠の方角です。
少しずつ明るくなってきました。
しかし、天気予報は「くもり時々晴れ、一時雨」と何でもありです。

16番目を確保しました。
朝は2台のバスが出るようです。1台目に乗れそうです。
初登場のザックですが、今回の山行きに間に合うように購入しました。
グレゴリー スタウト65です。
サブザックがないので、テント設営後はほぼ空のこのザックを担いで登ります。

陽が射してきました。
向かいの山々から雲(霧、霞?)が立ち上っています。

やっと出発しました。
20人くらいなので、荷物を通路に置く事ができました。
仙流荘から北沢峠までは、約50分です。

バスは途中で減速して、運転手さんが色々と解説してくれますが、
雲が多くて、ほとんど見る事が出来ない状態でした。
唯一、谷底から山頂まで見えた一瞬でした。

8時55分に北沢峠に到着しました。
先ずは、テント場のある長衛小屋へ向かいます。
少し歩いてバスを振り返っています。

長衛小屋です。
数年前に改装?したそうで、とても綺麗な山小屋です。
ここでテント場の受付を済ませます。

徒歩数十歩のテント場です。
この日はまだ数えるくらいしかテントはありませんでした。
急いで設営します。
不慣れもあり、約1時間掛かりました。

我が家です。なかなか上手に設営できたと思います。
手前側が通路になるので、出入り口は向こう側にしました。
一緒のバスに乗ってきた人たちは手際良くテントを設営しています。
取り残されています・・・。

午前10時にやっと設営が完了して、山登りが始められます。
山小屋前の橋が登山口になります。

まず、仙水峠に向います。
この頃から小雨が降ってきました。

雨はだんだん強くなっていきます。
まだ林の中なので何とか凌いでいますが、心配な空模様です。
登山道は谷沿いのの林間コースです。

砂防ダムに堰き止められたダム湖がとても美しいです。
魚がいないか覗き込んでしまうのは仕方ありません。

細い木でできた橋です。
こんな木の橋が何箇所かあります。

途中には崖登りもあります。
雨の中で滑る木の根や石に苦労して登って行きます。

所どころに小さいですが、滝があります。
少し癒されます。

約30分で仙水小屋を通過します。
通り過ぎてから写真を撮っています。
この時間は雨が強くなっていたので、カメラにビニール袋を被せて歩いています。

なかなか幻想的で気持ちの良い森です。
ずーーっとこんな森を歩いていたら、突然、山頂なんて良いのになーー!
そう甘くはありません!

森を抜けると、サッカーボール大の岩が一杯ある場所に出ます。
何処から出てきたんでしょうか?不思議です。

この日に最初の花です。
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)です。
白ではなく、薄い紅色が付いています。

大きな岩が左右から集まっています。
何処を歩くのか道も不明瞭です。(何せ踏み跡がないので)
V字の峠付近に先行者が見えたので、安心して歩けましたが・・・。

テント場(1990m)から約1時間で仙水峠(2264m)に到着です。
この付近で雨は何とか上がりました。
しかし、周辺はまだ雲の中です。

この山が甲斐駒?と思いましたが、結局わからないままです。
いずれにしても、これからまだ700mほど登らないといけません。

ここから駒津峠(2750m)まで約500mの激登りが始まります。
大きな石がゴロゴロした登山道です。

石楠花が少し応援してくれていますが・・・。

ほぼ直登です。明るくなっている場所まで登ります。
こんな坂道が延々と続きます。
ここで体力の半分以上を使った感じです。

駒津峠に到着です。
約1時間(12時10分)で急坂を登りきりました。

「その1」は、一旦ここまでにします。

ここ(駒津峠)から山頂はピストンになります。
「その2」は、山頂登頂と北沢峠までの下りの予定です。




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