2016年3月28日月曜日

藤原岳 福寿草 セツブンソウ

半年以上も山に登っていなかったようです。
別に理由は無いのですが、タイミングが合わなかったのかな?

さて、今年始動するに当って今更ながら、「テーマ」を設定したいと考えました。
いつまで続くかわかりませんが・・・。

春のテーマは、やはり”花”でしょうか。
という訳で、今回は「福寿草」が有名な藤原岳にしました。
福寿草以外に「節分草」と「ネコノメソウ」を探しに行きました。

出発前に自宅の庭から藤原岳を望みます。
この日は雲1つない快晴です。
右の背の高い木は桜です。まだ蕾は固そうです。
その左に山頂付近が見えています。

「福寿草」の最盛期とあって、駐車場は満車です。
小学校前は、下の駐車場がいっぱいで道路横の舗装された駐車場に停めました。
もちろん係りの人の誘導に従って。(ここは小学校の職員駐車場のようです)
駐車料金は、300円です。

登りは大貝戸登山口から表道を登ります。
ちょうど9時スタートになりました。

登り始めは樹木の中を行きます。
下の方は荒れた場所があり、急坂もありと直ぐに身体が温まります。
この日は風もなくて絶好の登山日和ですが、気温は低めです。

2合目には10人ほどが休憩していました。
その前には30人ほどの団体さんがいます。
団体はゆっくりなので、少し広い場所で抜かせてもらいました。
それにしても沢山の登山者がいます。

3合目から4合目に掛けて、シャクナゲが群生しています。
まだ花の季節には早いのですが、しっかり花芽が付いています。
昨年は裏年だったようなので、今年は期待できるのでしょうか?

広く開けた4合目です。
ここからはしばらく緩やかな登りが続きます。

この日初めての花です。
「アセビ(馬酔木)」です。
この花は今が盛りでしょうか。
藤原岳にはあまり多くないようです。
次週はアセビのトンネルを見に行きましょうかね!

こんな感じの山道を九十九折に登って行きます。
この辺りは初心者でも安心して登れます。

6合目から7合目には、数年前の大雨で崩落した斜面が見えます。
この時に多くの福寿草の株が流されたそうです。

開けた場所に出ると、8合目に到着です。
10時15分です。
だいぶ暖かくなってきましたが、地面は凍っているようにカチカチです。

8合目を過ぎると、お目当ての「福寿草」が咲いています。
この辺りは北東斜面になります。
今、陽が射してきたところなのでしょうか?
まだ花びらは開いていません。

前日は雪だったようです。
残雪は少ししかありませんが、気温が低いです。
この場所は帰りの時間の方が良いみたいです。

9合目付近です。
ちょうど名古屋方面でしょうか。
左中央に養老山地が見えて、その右側に海(伊勢湾)が迫っています。

この付近は日当たりが良いので、花びらが開いています。

もう少し下(低い場所)の方が群生しているのかもしれませんが、
ここでも十分にたくさんの福寿草が咲いています。

少し木陰になっていましたが、立派に咲いています。
【福寿草:キンポウゲ科の多年草です。
 花言葉は、幸福を招く、永久の幸福 とあります。 縁起の良い花ですね!】

9合目過ぎの山小屋です。
時間は10時44分です。(登山口から1時間45分ほどです)
ここにはたくさんの登山者が休憩しています。

トイレが新設されていました。
この時は数人でしたが、下山する時は20人ほどの列が続いていました。
これまでのトイレは入るだけで勇気が必要だったので、助かりますね!。

休憩なしに山頂まで登ります。
約10分で登れます。ちょっとキツイですが・・・。

山頂の看板もきれいに新調されていました。
藤原岳 1140mです。
人は写っていませんが、山頂付近には50人ほどがいます。
大変な賑わいです。

南方向です。
中央手前に「竜ヶ岳」の山頂付近がきれいに見えます。
その向こうに「釈迦ヶ岳」「御在所岳」「雨乞岳」が見えます。

中央には「御池岳」が見えます。まだ登っていません・・・。
その右に「天狗岩」が見えます。
左には琵琶湖が見えて、その後方に比叡の山々が見えます。


この日のテーマの1つの「節分草」です。
花びらは数mmの可憐な花です。
よく探さないと見落としてしまいそうです。

昨年始めて見つけました。
今年も同じ場所に咲いていたのは嬉しいですね!
【セツブンソウ:キンポウゲ科の多年草です。
 花言葉は、気品、ほほえみ となっています】

山頂付近から山小屋(北)方面を見ています。
右奥に真っ白に雪をたたえた「御嶽山」です。噴煙は上がっていないようです。
その左に同じく真っ白な「乗鞍岳」が見えます。

山小屋で昼食を食べてから、「天狗岩」まで足を伸ばしました。
藤原岳山頂がきれいに見えます。

北を見ると、御池岳に登る人たちまで見えます。
琵琶湖も霞んでいますが、よく見えます。

帰り道で撮った1枚です。
気温が高くなって、目一杯に花びらを開いていますね!

さて、帰り道は聖宝寺登山口へと下る裏道にしました。
この道は最近まで土砂崩れのために通行止めになっていました。
情報では通れるようになったようです。

始めは、木立の中を緩やかに下っていきます。

ネコノメソウです。
たくさん咲いて?いますが、大きな群生は見付けられませんでした。

ケイバイソウです。
一昨年は少し遅めだったので、ケイバイソウがたくさん顔を出していましたが、
この日は2箇所で確認できただけです。

6合目です。
この前後はザレた急坂になります。
足底が滑りながらの下りは足に負担があります。
登りは何とか大丈夫でしたが、下りのこの辺りで足が悲鳴を上げました。
膝上がプルプルしてきました。ちょっとヤバイです。

前を歩く2人組みに追いついて、距離を取りながら歩きます。
ペースが落ち着いたので、足のダメージは幾分軽減した感じです。
それにしてもこの道は結構ハードです。
この辺りは谷底(水は無いが)を歩いています。
雨の後はどんな感じになるのでしょうか?

ほとんど下りて来た所に、巨大な砂防ダムが出現します。
この部分を改修していて、通行止めになっていたようです。
一旦谷底まで下りてからダムの対岸に登ります。

谷底は木の橋が掛っています。
その後、白いコンクリート沿いに登りが待っています。

砂防ダムを超えてきました。
一旦登ってから、また下ります。
ここからはほぼ舗装された道路を駐車場まで歩きます。
約20分ほど歩く事になります。14時に車到着でした。

約5時間の山行きでした。
年末から続けていたトレーニングの効果か?心肺のほうは問題なかったです。
しかし、足にはかなりダメージを受けました。
年明けからランニングを続けていましたが、
走るための筋肉では、山登りには敵わなかったようです。
明日は筋肉痛になりそうです。
まあ、3回くらい山に登れば、必要な筋肉が慣れるでしょう!

という事で、今年1回目の山登りは終了です。
まだまだトレーニングの時期なので、焦らずに地道に続けます。

さて、今年のメインはどの山にしようかな??
北岳?奥穂高岳?剣岳??・・・考えているのが楽しいです。



2016年3月2日水曜日

テント 試し張り

内容物の確認を兼ねて、息子の部屋でテントの試し張りをしてみました。

右からテント本体、ポール、グランドシートです。

縦長ですが、4畳分くらいはスペースがありそうです。
ベッドがなくなったので、今は広々しています。

袋から出してみると、左端の緑色はフライシートです。

さて、グランドシートを広げると、予想以上の大きさがあります。

その上にテント本体を乗せます。
今回購入したアライテント トレックライズ2は、横(長手)方向に入り口があります。
今回は手前に入り口を持ってきました。

2本のポールを伸ばして、ポールスリーブに差し込んで立ち上げます。
思ったよりは簡単にできましたが、ポールが長くて部屋では厳しいですね!

フライシートを被せる前に中に入ってみました。
内部は広々しています。
長手方向は2100mm、短手方向は1500mmあります。
171cmの私が寝転ぶと、頭も足も十分に余裕があります。
2人で寝ても、1人分として750mmあれば十分といえるでしょう。

高さは、中心で1100mmです。
1人ならば十分に着替えもできそうです。
丸い部分は、ベンチレーターという空気取り入れ口です。
酸欠にならないように、外気が取り入れられます。

入り口は大きな半月型をしています。
広いので出入りは楽そうです。

フライシートを被せました。
ペグを使う事ができないので、この日はここまでです。
何回も練習しないと本番に戸惑ってしまいそうです。
もう少し暖かくなったら、芝生の公園に練習に行きたいです。

次回はマットやシュラフも入れてみたいと思います。

一晩ここで寝ようかな?!