2013年11月28日木曜日

釈迦ヶ岳 松尾尾根 三池岳

3週連続で山に行ってきました。

今年4月に途中で引き返した山があるので、リベンジとばかりに再挑戦しました。
車を停めたのは、キャンプ場の大きな駐車場の手前にある3台が停められる場所です。
ちゃんときれいなトイレがあります。
この日は私の車だけでした。

キャンプ場方向です。
中央は根の平峠付近でしょうか?
かなり低い場所で紅葉がきれいです。
この方向に道路を100mほど歩くと、登山口があります。

松尾尾根の登山口です。
直ぐ左を沢が流れています。
写真の右上方向に尾根を登ります。
最初から急坂です。

この道は古くからある登山道のようで、良く踏まれています。
急坂、落ち葉で結構歩きづらいです。

この道はあまり眺望は良くありません。
ザレた場所や木の根や岩、石など変化のある道です。
結局は歩きづらいのですが・・・。

道をふさぐように、巨石もあります。
この日は朝かなり冷え込んだのですが、この付近は風も無くて快適です。

車を停めた場所の少し手前から登る登山道と合流です。
松尾尾根の直ぐ東(海)側の尾根を登る道と思われますが、
地図上は点線になっているので、確かめていません。

この辺りまで来ると、少しずつ眺望が利くようになります。
日が当たって暖かくもなります。
この日は800m付近から急に北風が強くなってきました。
冷えないように、ウインドブレーカーを着ました。

写真左に「国見岳」、その向こうに「御在所岳」が見えます。
右には「雨乞岳」もきれいに見えます。

庵座道や中尾根道から登ると、ここ(釈迦白毫)に出ます。
私は写真の左から来ましたので、右に進みます。
尾根伝いなので、迷い心配はありません。

「猫岳」が正面に見えてきました。
自宅から見ると、「猫岳」はきれいなカテナリー(懸垂)曲線に見えます。
鈴鹿の山で私が一番好きな山です。

釈迦ヶ岳の大蔭です。
写真ではこの雄大な姿を伝えることは出来ません。
是非、自分の目で見てください。

釈迦ヶ岳の最後の登りです。
あまり急坂に見えませんが、上の写真を見ればわかりますよね!

先ず、最高点に到着します。
天候は申し分ありません。風が冷たいですが・・・。

この方向は、桑名市から四日市市が写っています。
手前の低い山が紅葉できれいです。

釈迦ヶ岳(標高1092m)に到着です。
ここまで駐車場から1時間40分です。かなり頑張りました。
今回の目的は、ここから稜線上を約3000m北にある「三池岳」です。
山頂は通過点なので、写真を撮っただけで素通りします。

釈迦ヶ岳山頂から少し下った場所で、目的の「三池岳」が見えました。
奥の山は「竜ヶ岳です。」
これから歩く稜線もはっきりわかります。

釈迦ヶ岳から三池岳は基本的に緩やかな下りになります。
しかし、そんな単純に行く訳も無く、多くのアップダウンがあります。
途中にある「仙香山(標高983m)」です。実際はもう少し奥ですが・・・。

「中峠」から前回引き換えした大きな岩を見ています。
4月は前半飛ばしすぎて、この辺りでバテバテでした。
決めていた時間になったので、引き返したという悔しい記憶があります。

今回は体力的にも時間的にも、前回よりは(少し)余裕がありました。
目指す「三池岳」は近くなってきました。
山頂付近が平坦(三ツ山状)になっている中央(少し白くなった場所)が山頂です。

北方向にある「竜ヶ岳」です。
その奥に「藤原岳」、遠くに「御池岳」があります。

2つ目の大きな峠の「八風峠」に到着です。
写真に写っていませんが、この右に鳥居があります。
八風キャンプ場を起点にして、ここから登る人も多いようです。
途中でお話しした2組の方もそうでした。

正面に「三池岳」が見えます。
写真中央が頂上です。

養老山脈の上に7月に登った「御嶽山」が見えました。
もう山頂部分は真っ白な雪に覆われています。

三池岳に11:00に到着です。
釈迦ヶ岳の山頂から約1時間です。
この場所は風が強くて寒いです。
山頂の石碑も倒れたままになっています。
影だけですが、自分も写し込んでの記念撮影です。

振り返ると、通過してきた「釈迦ヶ岳」が見えます。
この角度から見ると、釈迦ヶ岳はツインピークスである事がわかります。
左が山頂部で、右が最高点です。たぶん・・・。

八風谷の紅葉です。
この日は標高400mくらいがピークでしょうか?

さて、帰りは淡々と緩やかな登りを歩きます。
釈迦ヶ岳に戻るのに、1時間20分掛かりました。
やっぱり体力レベルが落ちていますね!
既に12時を過ぎていましたが、最高点で菓子パンを1個食べただけで下ります。
ちょうど松尾尾根の頭まで来たところです。

松尾尾根の下りは、膝の調子を確認しながらゆっくり下りました。
車に到着したのが14:15です。
帰ってきたら、車が3台に増えていました。

この日は約6時間の山行でした。
こんな感じで毎週山に入れると足も身体(心肺)も山に慣れるのでしょうが・・・。

今後は1回/2週間のペースで登るつもりです。




2013年11月18日月曜日

ハライド 青岳 ブナ清水

先週、御在所岳に無事に登れたので安心しました。

この日の「ハライド」は、自分の調子を知る”トレーニングコース”です。
どれくらい登れるか?体力レベルは?足(特に膝)は大丈夫か?を
確認するための山行きです。

駐車場から登山口までの道路に、落ち葉がきれいに広がっています。
前日雨が降ったので、北側のこの辺りはまだ濡れています。

「ハライド」への登山口です。
春に来た時はまだ工事中でした。
今はきれいに整備されています。

北斜面を登るので、寒くて暗いです。
ここの道は古くからあるようで、しっかり踏まれた登山道です。
最初から頂上まで急な登り坂が続きます。

途中で北側の谷底が見えました。
現在は通行できない場所です。
かなり下ですが、紅葉がきれいです。

ハライドの頂上(908m)が見えてきました。
この日の駐車場所は、だいたい450m付近なので、先ず460mほど登ります。

振り向くと、「釈迦ヶ岳」が良く見えます。
紅葉はかなり低い標高にまで降りて来ています。

約45分で山頂に到着です。
この場所は北向きなので、風は冷たいです。

北方向に「釈迦ヶ岳」が見えます。

北西方向は、「羽鳥峰」から「金山」「水晶岳」が見えます。

南西方向に、「国見岳」「御在所岳」が見えます。

西方向には、これから向う対岸があります。
中央の谷の左側を登ります。

中央にケルンのある”腰越峠”(標高830m付近)まで下ります。
この下り坂は結構急です。
手袋をはめて、両手を使って下りる事になります。

約70mを一気に下ります。
この日は約5分で下りてきました。

振り向くと「ハライド」の岩山が見えます。
この方向から見る「ハライド」は荒々しくて好きな風景です。

対岸の急坂を登ります。
こちらの方が標高は高くて、1000m程度までの登りになります。
この登りが結構つらいです。
写真の付近まで来ると緩やかな道になります。

ブナ清水への分岐を通過して、鈴鹿主稜線を目指します。
途中に「きのこ岩」の分岐があります。

主稜線に出ました。
御在所方向に歩いていますが、逆光になってしまいました。

少し登って、この日の最高点の「青岳」(標高1102m)に到着です。
スタートから1時間40分経過しました。
まあまあのペースですね!

少し霞んでいますが、我が町菰野町が一望できます。
伊勢湾や知多半島まで見えます。 

最後の目的地の「ブナ清水」に向います。
潅木の間を少しづつ下っていきます。
尾根伝いや斜面を斜めに下ったりします。

ブナ清水のある谷あいは枯葉に埋まっていました。
静かな場所です。少し寂しい感じもしますが・・・。

ちょうど清水が湧き出している岩の上から太陽が見えます。
いつもたくさんの人がいますが、この日はお二人(ご夫婦)だけでした。
少しお話しをしてから別れました。
お二人はこれから国見岳まで登るそうです。

きれいな水は沢山湧き出ています。
持参のコップで一口頂きました。美味しいです。

帰りの沢道の横に、小さな滝?があります。
この下り道で、登ってくる人達(20人ほど)とすれ違いました。
やっぱり「ブナ清水」は人気のある場所です。

下の方まで降りてくると、色とりどりの枯葉が一面にある場所に出ます。
日光と影と赤と黄色・・・  このあたり一面がこんな感じです。

旧千種街道登山口まで下りてきました。
この道は真っ直ぐ登ると「根の平峠」を経由して、
愛知川(えちがわ)、杉峠を通って、滋賀県の八日町市に至ります。

この日一番の木です。
真っ赤に色付いています。
この場所へは駐車場から普段着(ジーパン、スニーカー)で来る事ができます。

この日は車に11時40分頃に到着しました。
約3時間半の山行きでした。
途中バテた場所もありましたが、まあまあの調子と思います。
でも、このコースは疲れます。