2018年8月7日火曜日

日本百名山 仙丈ケ岳 後半

仙丈ケ岳の続きです。

2013年7月31日以来、5年ぶりに2度目の山頂に立ちました。
山頂付近にはたくさんの登山者がいて、写真を撮りあってくれるので、
自分の姿を残すことができます。ありがたいことです。

山頂直下の仙丈小屋で早めの昼食を食べているので、
ここでは360°のパノラマを楽しみながら過ごします。
この日この時間は富士山は雲の中でした。残念!
3000mの山の上で蝶(調べたら、キアゲハ でした)に遭遇です。
こんな山の上まで飛んでくるのですね!

大仙丈ケ岳(標高2975m)です。
行ってみたかったけど、下山が16時を超えそうなので止めました。
でも、見ているだけで好きになる稜線です。

突然、ガスが上がってきました。
藪沢カールの中には雪渓は残っていませんでした。
さすがに今年は異常な暑さということですね!

カールの上部(稜線)を歩いて、小仙丈ケ岳の方向に向かいます。
正午前ですが、まだまだたくさんの登山者が山頂付近にいます。
山頂から右への稜線を下ると、仙丈小屋になります。

トウヤクリンドウ(当薬竜胆)です。
淡い黄色と珍しいリンドウです。
「花の百名山」では、槍ヶ岳の代表する花の1つになっているようです。


右から小仙丈尾根、小仙丈沢カールです。
このカールは雄大で迫力があり、しばらく見とれてしまいました。
この奥に大仙丈沢カールがあるそうですが、ここからでは見えません。

小仙丈ケ岳(標高2864m)に到着です。
ちょうど正午ですが、雲が多くなってきました。
ここでコーヒーを飲んで長めの休憩をしました。

小仙丈ケ岳の山頂からテント場が見えます。
テント場が谷底にあることがわかります。

中央の谷が仙水峠になります。
その左が甲斐駒ケ岳(雲に隠れていますが)です。
右には栗沢山からアサヨ峰が見えています。
栗沢山は、2016年9月にサントリー天然水「水の山行ってきた 南アルプス」編で
宇多田ヒカルさんが登った山で有名です。
その後半に出てくる甲斐駒ケ岳(摩利支天)は雄大です。

さて帰り(下り)です。
いろいろな花がありましたが、1枚だけの紹介です。
ゴゼンタチバナ(御前橘)です。
ゴゼン(御前)は、前回訪れた白山の御前峰に由来しています。
ハクサン***と同じなのでしょうか?

14:30過ぎに下山しました。
無事にと言いたいですが、下山中に転んで右ひざを強打しました。
何とか降りて来られましたが、結構厳しいかったです。
写真でもわかるように、右ひざが曲げられないので伸ばしています。
それでもお腹が空きます。
この日の夕食は、カニクリームコロッケ添えの黒カレーです。
左下に具(野菜)だけ入れた状態のスープが置いてあります。

痛い足を引きずりながら、写真だけは撮り続けます。
この日のテント場は超満杯状態です。
テントがないように見える場所は通路です。
この写真は2段目です。まだ先に2段ほどあります。

こちらが1段目です。
通路から遠い場所にテントがあるので、トイレなどで出る時は大変です。
テントの張り綱に足を引っ掛けそうで気を遣います。

この日、夕方に1時間ほど雨(夕立)が降りました。
久しぶりの雨に少し感動です。3週間以上も雨に降られていないような??


翌朝(最終日)です。
この朝はあまり寒くなく、快適に眠れました。
小仙丈ケ岳の上に、半月が浮いています。
この日も晴天です。下界は暑いでしょうか?

朝食を済ませて、テントを撤去して、バス乗り場に向かいます。
帰りのバスもやはり超満員(乗れなかった人がいたような)でした。
窓から入る風は冷たく爽やかなので、特に気になりません。

登りは反対側の窓際だったので、良く見えなかった鋸岳です。
ちょうど岩山に開いた「鹿の窓」の見える場所でバスが停車します。
写真には写っていますが、このサイズでは見られません。

下山後、少し離れた「高遠温泉 さくらの湯」に入りました。
スベスベになるお湯でした。2日ぶりに汗を流し、ひげを剃ります。

その後、駒ヶ根IC近くの「なごみ」に立ち寄って、
大好物の駒ヶ根ソースかつ丼を頂きました。

ちょっと食べすぎですが、お隣りで食べていたそばが美味しそうだったので、
二八そばも頼んでしまいました。
始めに塩のみで食べてください!という事で試したら、本当に美味しかったです。

近くに有名な「明治亭」がありますが、店外まで行列ができていました。
この日の天気・気温では外で並ぶことはできません。

会社の夏休みは得意な期間にあるため、この週内を利用して山に登ってきました。
今年は週初めに台風12号が襲来して、予定が崩れました。
週末になってしまいましたが、何とか山に行けて満足しています。

膝の調子は心配ですが、打ち身と思うので2週間もあれば治るでしょう。
今年はあと2回くらいは山に登りたいですね!
山頂からのご来光を目標にしてみますか。



日本百名山 仙丈ケ岳 前半

会社の夏休みを利用して、南アルプスの仙丈ケ岳に行ってきました。

前泊も考えたのですが、バス停のある仙流荘は標高も低くて、
夜も暑そう(眠れない)と考えて、自宅を早朝に出発しました。
12:10発のバスを目指したのですが、乗れませんでした。
平日という事もあり、中央高速道の至る所で工事(片側規制)があり、
高速道路で2度ほど停車する有様です。
恵那山トンネルは、40km/h前後でのんびりと通過しました。

この日の最終のバスは、14:20です。
とりあえず、最悪は免れました。13:30に到着しました。
バス停の前には既に10人以上が並んでいます。

運よく第1駐車場に駐車できました。
丁度、下山のバスが到着して、目の前で数台の車が帰られました。
ささっと準備を済ませて、列に並びます。
バス発車まで30分ほど余裕があります。
この30分の待ち時間で、汗だくになりました。
壁の寒暖計は、33.5℃となっていました。

バス1台では乗り切らない登山者の数です。
1車目に乗れましたが、補助席もすべて使った満車状態でスタートです。

約50分ほどで、北沢峠に到着しました。
10分ほど歩いて、テント場のある長衛小屋に到着です。
トイレ、水場に近い1段目は、ほぼ満杯でしたが、
16:00のバスで帰る登山者が数人居て、その空き地に無事に設営できました。
ちなみにこのテント場は、1張・1人・1日が500円です。
今回は2泊の予定なので、受付で1000円支払いました。

長衛小屋の前には「ヤナギラン(柳蘭)」が咲いています。
先ずは、大好きな紫系の花が出迎えてくれました。


テントの設営を終えると、既に16:30を過ぎています。
長衛小屋で購入できる生ビールを楽しんでいたのですが、
辺りから良い匂いがしてきたので、夕食の準備に取り掛かります。

この日の夕食は、途中で購入した味付きの牛肉とわかめご飯、スープです。
昼食は到着時間を気にして、SAで軽く済ませたので、お腹がすいています。
涼しい中でのんびりと食事をしています。

ここのテント場は谷間(東西に山)にあるので、早い時間に太陽は隠れます。
でも、明るさはその後も残るので、ゆっくりと食事(お酒)を楽しんでいます。
北側には甲斐駒ケ岳がありますが、見えるのは摩利支天(山)だけです。

拡大すると、雪をかぶったように見えます。
雪ではなく、白い花崗岩の岩山です。
前回はこの山に登れませんでした。今回も・・・。

この日は20時頃に休みました。
夜中(11:30頃)にトイレに出てみると、満天の星でした。
谷間なので、満天の空の範囲は少し狭いですが・・・。
前回の白山に次いで、天の川がきれいに見えました。
南の空に火星が明るく輝いていました。


さて、2日目の朝です。(今回は写真を厳選?して、前半/後半にします)
いつもの様にゆっくりと起床(4:30頃)して朝食を食べます。
暖かいモノが欲しいので、お湯を沸かして、スープとパンを頂きました。

やっと登山が始まります。
6時過ぎにテント場⇒北沢峠を出発して、少し下って太平山荘を目指します。
ここから藪沢・重幸新道を進みます。
この道は藪沢という谷川伝いを登ります。
前半は木々の中を比較的緩やかに、後半は沢沿いを直登気味に登ります。

太平山荘から1時間ほどで藪沢沿いに出てきました。
ここからこの沢を登り詰めます。
沢の右岸(こっち側)を歩いている時は日陰ですが、
渡渉して左岸に渡ると、遮るもののない日差しの中となります。

途中にはたくさんの花々が咲いています。
ヨツバシオガマ(四葉塩竃)です。

シナノオキドリ(信濃弟切)です。
おしべが長くて、何となくキラキラ感のある花です。

タカネナデシコ(高嶺撫子)です。
パッと花火が弾けたような花弁ですね!

こんな滝がこの沢沿いにたくさんあります。
滝があるだけで、涼しく感じます。実は汗だくですが・・・。

その後、沢を離れて、馬の瀬ヒュッテを過ぎ、森林限界を越えて、
ハイマツの中を歩いて、仙丈小屋に到着しました。
この間、まともな写真がなかったので、1時間30分ほど飛びました。
この山小屋は仙丈小屋直下にあります。
ここから後方に見える尾根伝いに20分ほどで山頂です。

ここで昼食休憩としました。
おにぎりを齧った後ですが、カップラーメンとおにぎり2個の昼食です。
前後の山を眺めながら、珍しく30分ほど休憩しました。

中央のピークが仙丈ケ岳の山頂になります。
肉眼でも30人ほどの登山者が見えます。

仙丈小屋裏から尾根まで急坂を登ります。
奥に雲をかぶっているのが、甲斐駒ケ岳です。
私のイメージでは、甲斐駒ケ岳はいつも雲に隠れています。
北岳に登った際も、仙丈ケ岳は良く見えるのに、甲斐駒はいつも雲の中でした。

チングルマ(稚児車)の綿毛です。
真っ白な花が散った後にピンクの綿毛になります。
実際に見るのはたぶん初めてです。

仙丈ケ岳の山頂(標高3033m)です。
今年初めての3000m峰です。

ここまでを前半とします。