2016年4月18日月曜日

釈迦ヶ岳 滝 いろんな花たち

熊本地方中心に大きな地震が発生しました。
地震でお亡くなりになった者々に心からお悔やみを申し上げます。
また、被災した全ての人達の一日も早い復興をお祈りします。【合掌】


この日は朝明キャンプ場にある駐車場から釈迦ヶ岳に登ります。
この時期にしては自動車がたくさん停まっていました。
見た目ではギリギリに停められた感じですね!

この日は庵座谷登山道を登ります。
木曜日に纏まった雨が降ったので、途中にある滝が楽しみです。

この日最初に「タチツボスミレ」が出迎えてくれました。
急な斜面に張り付くように、健気に咲いています。

5分ほどで分岐に出ます。
右に行くと、中尾根登山道です。尾根なんですが、眺望がイマイチなので・・・。
この日は、左の谷沿いの道を進みます。

振り返ると、ハライド(V字谷の左のピーク)と腰越峠(谷底)がはっきりわかります。

ここから何度も渡渉しながら、高度を上げていきます。
水量が多いので、石を渡る時は十分注意が必要です。

「ツバキ」です。
まだ冬の花も咲いています。この辺りはツバキがたくさんありました。

よく整備されている登山道です。
この辺りはまだ斜面は穏やかです。

庵座の滝が見えてきました。
予想通り、水量が多くて迫力がありそうです。

「ミツバツツジ(三葉躑躅)」です。
枝先に三枚の葉がつく事からこの名前が付きました。

「庵座の滝」です。
1つの滝に見えますが、手前は7mの2段目になっています。
奥の滝は落差が40mほどあるようです。
遠くからでもなかなか迫力があります。

この庵座の滝の右を回り込むようにして登ります。かなりの急坂です。
登り詰めると、「アカヤシオ」が咲いていました。
淡いピンクがきれいです。花びらも丸みを帯びて優しい花です。

こちらは「ミツバツツジ」です。
こちらの方が赤がきついです。

その上にある「三段の滝」です。
二段にしか見えませんが、三段あります。多分!
この滝は直ぐ滝下まで行けます。真夏は涼しいかも!

「三段の滝」の直ぐ左を登ります。
途中にロープが渡してあります。ちょっと急な登りです。

また分岐です。
左は、最高点山頂直下に続く、ザレた難所の道です。
今回も危険を回避して、ここから直登して中尾根道に合流します。

「ショウジョウバカマ(猩々袴)」です。
この辺りからたくさん目にするようになります。

看板には「中尾根5分」となっていますが、かなり急なので5分で登るのはきついです。

合流地点です。下りは「3分」となっています。
3分ならば下りられそうです。

まだCCDのゴミが残っています。
左から、雲母峰、入道ヶ岳、御在所岳が見えています。

雨乞岳、イブネ、クラシと続いています。
手前には「猫岳」があります。

山頂直下にある「大蔭」です。
狭いザレた尾根を慎重に歩きます。
この日は無風だったので平気でしたが、風が強いとちょっと緊張します。

ここを登り詰めると、最高点の山頂に到着です。
ここも少し岩登りを体験できます。

「大蔭」から下を見ると・・・。
足を踏み外すと200mほど下まで落ちて行きそうです。

最高点(1087.1m)です。
このピークは眺望があるので、たくさんの方々が休憩していました。

最高点から5分ほどで、釈迦ヶ岳山頂(1092.2m)に到着します。
こちらは1人しかいませんでした。

ここの三角点があります。
駐車場から1時間40分ほどで到着です。
やっぱり何回登っても、釈迦ヶ岳はきつい山です。

東側を見ています。
この日は霞んでいたので、遠くは確認できません。
この方向は富田辺りでしょうか?ローカルですが・・・。

御岳です。
まだたくさんの雪を湛えています。
手前は、藤原岳がわかります。

山頂と最高点の中簡にある分岐です。
ハト峰方向に進みます。

500m程の場所には、ピンクや白の花がたくさん咲いています。
この時期は頂上を極めるよりも、低い山を散策している方が良さそうです。

「バイカオウレン(梅花黄蓮)」が咲いています。
1cmよりも小さい花びらです。

群生している場所もあります。
やはり鈴鹿の山々は花の宝庫です。

この日唯一出会った「ハルリンドウ(春竜胆)」です。

「アセビ(馬酔木)」も少しですが咲いていました。

「猫岳」に至る稜線です。
学生のグループが地図を片手にして、地形を確かめながら登っていました。

猫岳山頂です。
この山は自宅方向から見える形がすごく好きです。
鈴鹿の山で一番のお気に入りの山なんです。

「キランソウ(金瘡小草)」です。
今年初めて見ました。これからたくさん見る事が出来ます。

猫岳からハト(羽鳥)峰へ向う稜線です。
こんな天気の日はゆっくり歩きたくなる気持ちの良い道です。

またまたキランソウです。
1つ1つの花びらは数mmの小さい花たちです。

ハト峰に向います。
林間に分岐があります。ここからも下山できます。

ハト峰です。
この方向からは砂山に見えますが、岩山が正しいかも?

ハト峰(823.1m)です。
ここだけ急に岩山になるので珍しいです。ただそれだけですが・・・。

猫谷を下りようとしてる2人組です。
実は偶然出会った会社の後輩たちです。
下山途中に再び追いついて、その後は一緒に下山しました。

最後も「ミツバツツジ」です。
駐車場近く(標高450m付近)は満開状態です。
これから少しずつ標高を上げていきます。

この日は4時間ほどの山行きでした。



鎌ヶ岳 タムシバ トレーニングコース

熊本地方中心に大きな地震が発生しました。
地震でお亡くなりになった者々に心からお悔やみを申し上げます。
また、被災した全ての人達の一日も早い復興をお祈りします。


いつものトレーニングコースに行ってきました。
鈴鹿スカイラインを上って、武平峠手前の駐車場に車を置きます。
途中の裏道や中道辺りは、字豪奢が溢れていました。

準備を済ませて、三ッ口登山口に向います。
このコースは、前半は谷沿いを進み、後半は(長石)尾根道を通ります。
渡渉もあり、滝もあり、後半はザレ場や岩登りと変化に富んでいます。
標高差は少ないですが、距離はそこそこあり、午前中のトレーニングには最適です。

先ず、出迎えてくれたのは、「タムシバ(田虫葉)」です。
モクレンの仲間です。早春の花です。
まだ、蕾も多くあります。

木曜日にかなり雨が振ったので、水量はいつもより多くて、滝が立派に見えます。

「バイカオウレン(梅花黄蓮)」です。
この花も初春の代表する花になります。
鈴鹿の山では、一般的に何処でも見られる花です。

「ハルリンドウ(春竜胆)」です。
この花は、GW頃に御在所岳の周辺に群生して咲き誇ります。
なので、この花は少し早く目覚めたようです。
つぼみはネジネジになっています。

「イワウチワ(岩団扇)」のつぼみです。
もう少しすると、薄紅色の花が咲きます。
好きな花の1つです。

「ショウジョウバカマ(猩々袴)」です。
一輪だけでひっそりと咲いていました。


名の無い(あるかもしれないけど)滝がたくさんあります。
大きな段差はないですが、ずっーーと見ていても飽きないですよね!

登山道の踏まれそうな場所にも、ショウジョウバカマが咲いています。

こんな場所からも水が流れています。
この場所は詰める(登る)ルートでないので、確かめられませんが。

長石尾根との分岐です。
真っ直ぐ行くと、ザレた急斜面になります。
以前、落下しそうになりました。本当に、上級者向けです。

2分登ると長石尾根道になります。
ここから急坂続きの尾根道になります。

「イワウチワ」が咲いていました。
この一輪だけしか見つけられませんでしたが。
日当たりの良い場所はやはり花が早いです。

こちらはかなり膨らんだつぼみです。
もう1週間もするとたくさんのイワウチワが見られそうですね!

こちらは「アカヤシオ(赤八汐)」です。
まだまだつぼみはカタイですが、微かにピンク色が見えます。
今年は期待できそうですね!

ザレた岩場に出たところで振り返ると、ピンクの桜と白いタムシバが鮮やかです。
奥に見る工事現場は、新名神の高架の橋脚を作っています。

御在所岳を横(南方向)から見ています。
下から見えているロープウェイ駅付近は、右側のピークです。
最高点はその左側のピークになります。
その間に、小さいですがスキー場があります。

イワウチワの葉の周辺に、バイカオウレンが咲き乱れています。
バイカオウレンは今回の登山道一帯に咲いています。

鎌ヶ岳の山頂です。
この山には、三角点はありません。(理由はわかりませんが)
この日は良いお天気で風もなく暖かかったので、たくさんの人がいました。

南方向を見ると、鎌尾根の先に仙ヶ岳、野登山などが見えています。
こんな天気の日に「鎌尾根」を歩きたいものです。
過去2回は曇りのち雨の雲の中でした。

北方向を見ると、先程の御在所岳が鎮座しています。
カメラのCCDの上にゴミが載っています。気になるけどこの時は・・・。

北西方向です。
左に雨乞岳、右にイブネ、クラシがあります。
こちらは滋賀県になります。

武平峠へ下ります。
振り向くと、鎌ヶ岳の大きく崩れた斜面が痛々しいです。

20分ほどで、武平峠に到着です。
この日は1人だけが休憩していました。
写真の右に行くと、御在所岳です。
真っ直ぐ行くと雨乞岳に続いていきます。

帰り道にも、ショウジョウバカマがたくさん咲いていました。
淡いピンクが癒してくれます。

車を停めた時は2台しかいませんでしたが、帰りは4台に増えていました。
午後から用事があったので、この日の山行きは早々と終了です。

3週間連続で登っていると足の筋肉痛がなくなりました。

こらから鈴鹿の山々は最高の季節になります。
次週も花を見に山に行きそうです。