2014年2月26日水曜日

御在所岳 稜線は真冬です!

大雪の降った翌週です。
当地でも積雪がありましたが、数cm程度で大きな混乱はなかったです。

天気は晴れ、気温は低め、西風が強い予報です。
今回は長い距離を歩きたかったので、御在所岳の裏道(今年2回目)にしました。
ロープウェイ駅には早くもスキー(家族連れ)客が並んでいました。

1合目の看板を越えて、裏道登山口へのアプローチです。
この辺りは南斜面になるので、雪は残っていませんでした。

鈴鹿スカイラインの蒼滝大橋の下です。
雪と氷が増えてきます。

砂(岩)防ダムです。
今回は登山道を通らずに、川原を登っていきました。
前回この道を通っている人がいました。踏み跡がたくさんあります。

陽の当たらない部分は、凍っています。
氷の上に乗ったら、滑って転びそうになりました。
この鉄の柱の下を潜り抜けていきます。

中央に「七の渡し」の木橋が見えます。
ちょうど先行者がいます。
岩に赤丸が見えます。この道も登山道になっているようですね!

藤内小屋手前の旧道です。
20cm以上の積雪です。
登山道に落ちているのは、強風で落ちた枯葉です。
この日は「中道」登山道の分岐辺りでアイゼンを付けました。

藤内小屋を過ぎて、振り返ったところです。
小屋の前にはたくさんの登山者が休憩していたので巣通りしました。

前後にいる登山者は全員アイゼン装着しています。
この付近は石が多くて、凍った場所が滑ります。

その後はだんだん雪が多くなってきます。
7合目付近でしょうか?
沢を横切る場所ですが、凍っているので普通に通過できます。

8合目の国見峠です。
国見岳の方向を見ています。
すり鉢上の登山道は雪に埋まっています。
踏み跡がありますが、あまり人は入っていないようです。

国見峠から東(海)側を見たところです。

国見峠から鈴鹿の主稜線に出る訳ですが、西からの強風が容赦なく吹き抜けます。
東斜面の登りは風もなく、陽も当たっていて、暑いくらいでした。
それが急に真冬になったように、体温を奪っていきます。
装備が不十分だったら、遭難しそうな天候の急変です。
登山道も到るところで凍り付いています。
アイゼンがないと通り抜けられない場所もあります。

このあたりは1m以上積雪がありそうです。
急斜面でないので、スノーシューがあると楽しめそうです。
写真ではわかりませんが、この付近で指先と顔(鼻)の感覚がなくなっています。

やっと9合目に到着です。
この道は山頂部分の遊歩道で舗装されているのですが、これではわかりませんね!
あまり人を写していませんが、後ろ側(スキー場付近)には沢山の人達がいます。

樹氷はありません。
この強風では飛ばされてしまったでしょう。

お決まりの一枚です。
薄い手袋しかしていませんね!
これでは指先の感覚がなくなる筈です。
今回の登りは、2時間10分でした。まあまあか?

鎌ヶ岳、入道ヶ岳、仙ヶ岳などが真冬の佇まいです。
湯の山方面から見ると、鎌ヶ岳は北側の斜面になります。
最後まで雪が残っていそうですね!
次回、検討してみましょう!

こちらは北側です。
国見尾根、ハライド、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳まで見えます。
竜ヶ岳の山頂付近をスノーシューで歩きたいですね!
来年はスノーシューを買いたいと思っています。

寒かったので、トイレで着替えをして、直ぐに下山しました。
山頂に建物がなかったら、本当に遭難ですよ!
冬山は侮ってはいけません!はい。

下りはいっきに下りてきました。
「四の渡し」から下の川を見たところです。
もう2ヶ月もすると鮎が登ってきます。
それまで精々身体を鍛えておきましょう!

今回の駐車場は、蒼滝駐車場です。
車に戻って着替えていたら、後ろの方で動く気配がします。
親子のサルが10匹ほど道路を歩いています。
その中の1匹(小猿)が坂を登って、なんかダンスを踊っています。

だんだんと暖かくなってきたので、このあたりの雪山は最後かもしれません。
3月末からは多くの花が咲くので、友人を誘っていろいろな山に登ることにしましょう!