前回同様に蒼滝駐車場に行ったのですが、湯の山大橋(仮称)の工事のために
ロープウェイ駅へ通じる道が通行止めになっていました。
仕方なく通行止めの上まで車で送迎して、運転手は走って登りました。
なので、他のメンバーは笑顔ですが、運転手2人は既に汗だくです。
1合目からの登りです。
この日最初の登りになります。
ここが結構急な坂道なのです。(もうバテていますか?)
今回、私としては3人の方と初めての登山になります。
その中の1人(白い帽子の女性)は前半から飛ばしています。
残りのメンバーはひたすらマイペースです。
雪にないこの川原は3年ぶりくらいに見ました。
ここを登るのは冬(1月~3月の積雪のあった後)だけなので、
この風景は久しぶりです。
さて、今回のメンバーには山登り初心者2名がいます。
その内の1名が「四の渡し」の橋の上で動けなくなっています。
橋が揺れるのと下(川面まで2mほど)が怖かったと思います。
後ろは渋滞していますね!
結局、私が戻って手を取って助けました。
きれいな花がたくさん咲いていますが、今回はそれ所ではなかったようです。
私はマイペースでいろいろと写真を撮り続けていましたが・・・。
藤内小屋までやってきました。
普段はここでは水分補給の休憩しかしないのですが、この日は十分に休憩しました。
さて、この辺りから先行3名、私、後続3名と長く伸びた隊列になってきます。
先行はF君を先頭に快調に登っていきます。
後続はもう1名の初心者のMさんが早くも辛そうです。
最初からわかっていたことだったので、
MAさん(男性)、Sさん(女性)にはゆっくりでお願いしていました。
岩をよじ登る箇所は少ないですが、がんばって登っています。
MAさんも少し疲れたでしょうか?
クスノキ科のシロモジ(白文字)と思います。
この春は全体的に花が少ないです。特に木の花が・・・。
その中で黄色い花がきれいでした。
6合目と思います。
前にいたパーティーが休んでいました。
今回の裏道登山道は、6合目7合目付近が急坂になります。
最後の急坂を無言で登っています。
さすがにこの辺りから笑顔が消えていました。
雨が少なくて、夏の漁を心配している状況でした。
谷を流れる水量も例年に比べて少ないです。
でも、きれいな水が流れています。
後続隊と待つ間、写真が進みます。
岩肌を流れる水は実際はもっともっときれいです。
写真ではなかなか表現できません。
ここまで来ると急坂は終わっていてます。
8合目の国見峠に到着です。
この日の天候は晴れ、ほぼ無風、気温は暑くもなく寒くもなくと絶好の登山日和です。
真冬はここから北風をモロに浴びて、凍えるのですが・・・。
先行していた3人もここで待っていてくれました。
Mさんはしっかり腰掛けて、水分補給しています。
さて、もうひと踏ん張りです。
ここから先頭を歩いて、振り返りながら写真を撮っています。
元気なTさんは踊るように続いてきます。
腕はバランスを取っているとこんな風になってしまうようです。
タテヤマリンドウ(立山竜胆)が咲いています。フデリンドウとも呼ばれています。
御在所岳には、群生している場所があり、GW前後に楽しめます。
つぼみは朝顔の様に少しねじれています。
約3時間30分ほどで、無事に山頂(公園)に到着です。
予定では少し西にある山頂(1等三角点)に行く予定でしたが、
一部の人の疲れが心配で止めました。
食事をとった場所から見た鎌ヶ岳です。
少し霞んでいますが、奥に入道ヶ岳も見えます。
食事後に記念撮影しました。
私以外に約1名いませんが・・・。
さて、帰り道はいろいろと考えて、中道登山道で下りる事にしました。
この道は登り/下りで渋滞が発生する道です。
この時も登りの団体さん(30人以上)に長時間待たされました。
帰り道でショウジョウガカマ(猩々袴)を見つけました。
3月から4月中旬くらいが花のピークなので、最後の1輪でしょうか?
石の踊り場です。
登りは頑張ったTさんでしたが、下りはちょっと勝手が違ったようです。
女性は下りが苦手な人が多いですね!
怖いので仕方ないですが、いろいろとアドバイスすると少しづつ上達します。
流石に若いと吸収が早いですね!
アカヤシオ(赤八汐)です。
山頂付近はまだ蕾もありましたが、今年は何だか花が少ないような??
少し慣れてくると、私の前を歩きだします。
見ているとちょっと怖いので後ろにいてくれたほうが安心なのですが・・・。
最大?の難関のキレットです。
四の渡しを渡れなかったので、ここも無理かなと思いましたが、
下を見ないようにして頑張って登りました。
地蔵岩でしばし休憩です。
何回見てもこの岩は不思議ですね!
花が少ないのでわかり辛いですが、
右に赤がくっきりしているミツバツツジ(三つ葉躑躅)と左に少しピンクのアカヤシオです。
おばれ岩です。
この岩も奇岩巨岩の1つです。
下りは約2時間で登山口まで下りてきました。
ここからは車道を歩いて、ロープウェイ駅を経由して車まで戻ります。
帰り道で最ていたシャクナゲ(石楠花)です。
この山では、このピンクが主流です。
少し離れた場所に、珍しい白い石楠花が咲いていました。
この日は私にとって本当にゆっくりの登山になりました。
ゆっくり時間を掛けて、景色を見ながら登ることの楽しさを思い出しました。
そのお蔭か?翌日から経験したことの無い筋肉痛に襲われました。
会社の階段の上り下りの辛いこと・・・。
まだまだトレーニングが足りませんね!
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