2019年9月22日日曜日

日本百名山 五竜岳&唐松岳 その5

最終日(3日目)です。
この朝は珍しく、寝坊することなく、日の出前に起床しました。
テント場から山荘横に登ると、すでに多くの登山者が日の出を待っています。
3日連続で富士山が見えました。ラッキーでした!

東の空が明るくなってきました。
この色は何色というのでしょうか?
私の語彙では、表現しきれません。

ご来光から3枚目(少しはっきりしてから)の写真です。
オレンジの太陽が出た瞬間は、声が上がりますが、
その後は静かな時間を共有します。

唐松岳のモルゲンロート(朝焼け)です。
朝焼けはどこの山のものでも一生忘れないほど感動的です。

何時ぶりかわからないほど久しぶりのご来光を堪能してテントに帰りました。
午前5:53のテント内の温度は、8℃です。
空が晴れていた割にはあまり寒くなかったです。

朝日はすっかり登りました。
立山、劔岳を照らしています。
3日間で一番の天気かもしれません。(雲がない)

この日は下山するだけなので、ゆっくり朝食を食べて、テントを片付けます。
午前8:00に下山開始です。
初日に撮影できなかった不帰の嶮(かえらずのけん)です。
唐松岳から白馬(しろうま)方面に行こうとすると、
ここを超えなくてはいけません。

イワギキョウ(岩桔梗)と思います。
チシマキキョウとよく似ていますが、花に繊毛がありません。

五竜岳とその奥の鹿島槍ヶ岳とお別れです。

初日は雲海の中だった八方池辺りです。
午前9:15(下山開始から1時間15分)ですが、
既に数百人(大げさでなく)とすれ違いました。
狭い場所では10分弱の待ち時間が発生しています。
ここから見ても、さらに大勢の登山者が登ってきます。
テント場、山荘は大丈夫でしょうか? ちょっと心配になります。

八方池と白馬三山です。
手前から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、一番奥の黒っぽい山が百名山の白馬岳です。

八方ケルン(2,035m)と第2ケルン(2,005m)、トイレが見えます。
ここまで来れば、帰りのリフトはもう少しです。

白馬三山ともお別れです。
白馬岳には登りましたが、残り2山には登っていません。
何時かまた来ます!と自分に言い聞かせて下山しました。

リフトは楽ちんです。
午前10:15ですが、まだまだ沢山の登山者が登ってきます。
天気は終日心配はないですが、止まる場所があるかどうか・・・。

2本目の黒菱リフトです。
初日は数台しか自動車がなかったのに、駐車場は車で一杯です。
まだまだ登ってきます。

順調に下山できたので、お風呂に入ったのち、少し寄り道しました。
安曇野市にある「穂高神社」で御朱印を頂きました。
この鳥居は今年5月に150年ぶりに建て替えられました。
天皇陛下在位30年と新天皇即位をお祝いしてのことです。

「日本アルプスの総鎮守」と呼ばれているそうです。
登る前に来た方が良かったのかも。
また、この穂高神社には多くのパワースポットがあるようで、
正面の杉は「孝養杉」と言われ、手を当てると病をいやしてくれます。
(実はちょうど巫女さんが歩いていたので撮った1枚ですが)


今回の山行きは終了です。
とても素晴らしい天候と山々に癒されて大満足です。
さて、10月中旬までにもう1回山に行けるか?
天気図と睨めっこして、日程調整します。


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