2019年9月19日木曜日

日本百名山 五竜岳&唐松岳 その3

2日目の朝です。
山小屋の朝は、ヘリコプターによる荷揚げからスタートです。
ヘリがテント場の上空を通過していくので、荷揚げの間は動けません。

2日目は雲海は消えましたが、うす曇りです。
この朝はご来光は見られなかったようです。

遅めの朝食を食べて、五竜岳に向かいます。
見てわかるように、一旦下ってから登り返します。
ここからは五龍山荘は見えませんが、300m下ってから170mほど登ります。

最初に「牛首のくさり場」の難所があります。
ゴツゴツした岩にくさりが設置されています。

くさり場を下った所で、振り返っています。
高度感はあまりなく、くさりに頼り切らずに三点支持できれば問題ないです。
今回hあピストンなので、最後にここを登るのはかなりシンドイかも。

その後は順調に下りを楽しみます。
うす曇りが続いているので、暑くなく丁度よい気候です。
ハイマツが実を付けています。後ろは五竜岳です。
ホシガラスがハイマツの実を咥えて、たくさん飛んでいます。

ライチョウを発見しました。
3mくらいの登山道を歩いていても、ジッとしています。
休憩しながら、ライチョウに話し掛けていました。勿論、反応はなし。

歩いてきた道を振り返っています。

約2時間で五龍山荘(標高2,490m)に到着です。
トイレをお借りして、少し休憩します。
この時間も太陽は顔を出していないため、座っていると冷えてきます。
早々に五竜岳に向かい出発です

中央の一番高い場所まで、五龍山荘から320mの登りとなります。
見るからに結構険しそうです。

しばらく登って振り返って、五龍山荘を見ています。
山荘の後ろ(北側)には、白岳が風よけの様にあります。



後半の岩稜帯です。
くさり場や三点支持で登る箇所が連続します。
この日はサブザックなので軽量ですが、重いテントを担いで登るのは
結構危険度が上がると思います。

五竜岳(標高2,814m)の山頂です。
ここでも10分ほど山頂独り占めでした。
この時間になってようやく太陽が顔を出します。

五竜岳の山頂部が2コブのような形です。
低い方のコブを見ています。
後方左に微かに富士山が見えます。

五竜岳の後方(南側)には、双耳峰の鹿島槍ヶ岳が聳えます。
その後方に槍ヶ岳から穂高岳が見えています。

右から劔岳、立山、その左に薬師岳や水晶岳などが見えていると思います。

唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳が見えています。

後続の登山者が来たので、山頂をお譲りして下山します。
山頂から見た五龍山荘からの登山道です。

2日目の前半終了です

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