最終日(3日目)です。
この朝は珍しく、寝坊することなく、日の出前に起床しました。
テント場から山荘横に登ると、すでに多くの登山者が日の出を待っています。
3日連続で富士山が見えました。ラッキーでした!
東の空が明るくなってきました。
この色は何色というのでしょうか?
私の語彙では、表現しきれません。
ご来光から3枚目(少しはっきりしてから)の写真です。
オレンジの太陽が出た瞬間は、声が上がりますが、
その後は静かな時間を共有します。
唐松岳のモルゲンロート(朝焼け)です。
朝焼けはどこの山のものでも一生忘れないほど感動的です。
何時ぶりかわからないほど久しぶりのご来光を堪能してテントに帰りました。
午前5:53のテント内の温度は、8℃です。
空が晴れていた割にはあまり寒くなかったです。
朝日はすっかり登りました。
立山、劔岳を照らしています。
3日間で一番の天気かもしれません。(雲がない)
この日は下山するだけなので、ゆっくり朝食を食べて、テントを片付けます。
午前8:00に下山開始です。
初日に撮影できなかった不帰の嶮(かえらずのけん)です。
唐松岳から白馬(しろうま)方面に行こうとすると、
ここを超えなくてはいけません。
イワギキョウ(岩桔梗)と思います。
チシマキキョウとよく似ていますが、花に繊毛がありません。
五竜岳とその奥の鹿島槍ヶ岳とお別れです。
初日は雲海の中だった八方池辺りです。
午前9:15(下山開始から1時間15分)ですが、
既に数百人(大げさでなく)とすれ違いました。
狭い場所では10分弱の待ち時間が発生しています。
ここから見ても、さらに大勢の登山者が登ってきます。
テント場、山荘は大丈夫でしょうか? ちょっと心配になります。
八方池と白馬三山です。
手前から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、一番奥の黒っぽい山が百名山の白馬岳です。
八方ケルン(2,035m)と第2ケルン(2,005m)、トイレが見えます。
ここまで来れば、帰りのリフトはもう少しです。
白馬三山ともお別れです。
白馬岳には登りましたが、残り2山には登っていません。
何時かまた来ます!と自分に言い聞かせて下山しました。
リフトは楽ちんです。
午前10:15ですが、まだまだ沢山の登山者が登ってきます。
天気は終日心配はないですが、止まる場所があるかどうか・・・。
2本目の黒菱リフトです。
初日は数台しか自動車がなかったのに、駐車場は車で一杯です。
まだまだ登ってきます。
順調に下山できたので、お風呂に入ったのち、少し寄り道しました。
安曇野市にある「穂高神社」で御朱印を頂きました。
この鳥居は今年5月に150年ぶりに建て替えられました。
天皇陛下在位30年と新天皇即位をお祝いしてのことです。
「日本アルプスの総鎮守」と呼ばれているそうです。
登る前に来た方が良かったのかも。
また、この穂高神社には多くのパワースポットがあるようで、
正面の杉は「孝養杉」と言われ、手を当てると病をいやしてくれます。
(実はちょうど巫女さんが歩いていたので撮った1枚ですが)
今回の山行きは終了です。
とても素晴らしい天候と山々に癒されて大満足です。
さて、10月中旬までにもう1回山に行けるか?
天気図と睨めっこして、日程調整します。
「川漁師のひとりごと」から『山登り』だけを独立させました。川と山ではあまりに違いすぎるので・・・。しばらくは山に夢中になりそうです。始めは、気ままに一人で登っていましたが、少しづつ仲間が増えて楽しみが倍増してきました。近所の山から少し遠くの山まで登ってみたいと思っています。2011年11月から開始する山に関するブログです。良かったら、一緒に登りませんか?
2019年9月22日日曜日
2019年9月21日土曜日
日本百名山 五竜岳&唐松岳 その4
2日目の後半です。
五竜岳から下山して、五竜山荘で食事と休憩をしました。
この時間は雲が晴れて、暑いくらいの気温です。
その中で若者がラーメンを作っています。
私は山小屋の陰に避難して、食事していました。
五竜岳の山頂部です。
左の岩稜帯を登ります。
山頂は中央右側の緑のある付近です。
12:30に五竜山荘からテントのある唐松岳山荘に向かいます
険しかった五竜岳への登山道ともお別れです。
帰り道はかなり余裕があったので、草花の写真をたくさん撮りました。
こういう色々な小さな草たちが大好きです。
ナナカマドの真っ赤な実です。
真夏には真っ白な花を咲かせます。
ハイマツとシャクナゲに囲まれています。
ヤマハハコ(山母子)ですね!
少しサカリは過ぎているようです。
これも大好きな草たちです。
ハクサンボウフウ(白山防風)と思います。
せり科の花と思うけど、よく似た花が多いので。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)です。
黄色い花は数が少なかったですね!
オヤマリンドウ(御山竜胆)えす。
この日はまだ蕾が多かったです。
ちゃんと咲いているところが見たかった!
シラタマノキ(白玉の木)の実です。
5mmほどの白い実がたくさん成っています。
イワツメクサ(岩爪草)です。
山でよく見かける白い花です。
最後の登りに来ました。
天気は良いのですが、ガスが下の方から上がってきています。
帰り道の最後の登りです。
このじかんになって、ガスがドンドンと麓から上がってきます。
太陽が隠れると急に気温、体温が下がります。
風裏の岩場で休んでいます。
この谷伝いにもガスが上がってきます。
14:30頃に無事にテントに到着しました。
夕方までは何度もガスが掛かっていました。
ガスの切れ間からテント場を見ると、遥か下方までテントがあります。
トイレで山荘まで上がるのに、15分ほど掛かりそうです。
翌日から3連休が始まります。
明日のテント場は修羅場かも??
夕方からガスが晴れて、日暮れからは雲1つない空に変わりました。
右の黒いシルエットは唐松岳です。
左奥は劔岳になります。 至高のひと時です。
夜はちょうど満月だったため、満天の星は見られませんでした。
テントの中もライトで照らされたように明るかったです。
五竜岳から下山して、五竜山荘で食事と休憩をしました。
この時間は雲が晴れて、暑いくらいの気温です。
その中で若者がラーメンを作っています。
私は山小屋の陰に避難して、食事していました。
五竜岳の山頂部です。
左の岩稜帯を登ります。
山頂は中央右側の緑のある付近です。
12:30に五竜山荘からテントのある唐松岳山荘に向かいます
険しかった五竜岳への登山道ともお別れです。
帰り道はかなり余裕があったので、草花の写真をたくさん撮りました。
こういう色々な小さな草たちが大好きです。
ナナカマドの真っ赤な実です。
真夏には真っ白な花を咲かせます。
ハイマツとシャクナゲに囲まれています。
ヤマハハコ(山母子)ですね!
少しサカリは過ぎているようです。
これも大好きな草たちです。
ハクサンボウフウ(白山防風)と思います。
せり科の花と思うけど、よく似た花が多いので。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)です。
黄色い花は数が少なかったですね!
オヤマリンドウ(御山竜胆)えす。
この日はまだ蕾が多かったです。
ちゃんと咲いているところが見たかった!
シラタマノキ(白玉の木)の実です。
5mmほどの白い実がたくさん成っています。
イワツメクサ(岩爪草)です。
山でよく見かける白い花です。
最後の登りに来ました。
天気は良いのですが、ガスが下の方から上がってきています。
帰り道の最後の登りです。
このじかんになって、ガスがドンドンと麓から上がってきます。
太陽が隠れると急に気温、体温が下がります。
風裏の岩場で休んでいます。
この谷伝いにもガスが上がってきます。
14:30頃に無事にテントに到着しました。
夕方までは何度もガスが掛かっていました。
ガスの切れ間からテント場を見ると、遥か下方までテントがあります。
トイレで山荘まで上がるのに、15分ほど掛かりそうです。
翌日から3連休が始まります。
明日のテント場は修羅場かも??
夕方からガスが晴れて、日暮れからは雲1つない空に変わりました。
右の黒いシルエットは唐松岳です。
左奥は劔岳になります。 至高のひと時です。
夜はちょうど満月だったため、満天の星は見られませんでした。
テントの中もライトで照らされたように明るかったです。
2019年9月19日木曜日
日本百名山 五竜岳&唐松岳 その3
2日目の朝です。
山小屋の朝は、ヘリコプターによる荷揚げからスタートです。
ヘリがテント場の上空を通過していくので、荷揚げの間は動けません。
2日目は雲海は消えましたが、うす曇りです。
この朝はご来光は見られなかったようです。
遅めの朝食を食べて、五竜岳に向かいます。
見てわかるように、一旦下ってから登り返します。
ここからは五龍山荘は見えませんが、300m下ってから170mほど登ります。
最初に「牛首のくさり場」の難所があります。
ゴツゴツした岩にくさりが設置されています。
くさり場を下った所で、振り返っています。
高度感はあまりなく、くさりに頼り切らずに三点支持できれば問題ないです。
今回hあピストンなので、最後にここを登るのはかなりシンドイかも。
その後は順調に下りを楽しみます。
うす曇りが続いているので、暑くなく丁度よい気候です。
ハイマツが実を付けています。後ろは五竜岳です。
ホシガラスがハイマツの実を咥えて、たくさん飛んでいます。
ライチョウを発見しました。
3mくらいの登山道を歩いていても、ジッとしています。
休憩しながら、ライチョウに話し掛けていました。勿論、反応はなし。
歩いてきた道を振り返っています。
約2時間で五龍山荘(標高2,490m)に到着です。
トイレをお借りして、少し休憩します。
この時間も太陽は顔を出していないため、座っていると冷えてきます。
早々に五竜岳に向かい出発です
中央の一番高い場所まで、五龍山荘から320mの登りとなります。
見るからに結構険しそうです。
しばらく登って振り返って、五龍山荘を見ています。
山荘の後ろ(北側)には、白岳が風よけの様にあります。
後半の岩稜帯です。
くさり場や三点支持で登る箇所が連続します。
この日はサブザックなので軽量ですが、重いテントを担いで登るのは
結構危険度が上がると思います。
五竜岳(標高2,814m)の山頂です。
ここでも10分ほど山頂独り占めでした。
この時間になってようやく太陽が顔を出します。
五竜岳の山頂部が2コブのような形です。
低い方のコブを見ています。
後方左に微かに富士山が見えます。
五竜岳の後方(南側)には、双耳峰の鹿島槍ヶ岳が聳えます。
その後方に槍ヶ岳から穂高岳が見えています。
右から劔岳、立山、その左に薬師岳や水晶岳などが見えていると思います。
唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳が見えています。
後続の登山者が来たので、山頂をお譲りして下山します。
山頂から見た五龍山荘からの登山道です。
2日目の前半終了です
山小屋の朝は、ヘリコプターによる荷揚げからスタートです。
ヘリがテント場の上空を通過していくので、荷揚げの間は動けません。
2日目は雲海は消えましたが、うす曇りです。
この朝はご来光は見られなかったようです。
遅めの朝食を食べて、五竜岳に向かいます。
見てわかるように、一旦下ってから登り返します。
ここからは五龍山荘は見えませんが、300m下ってから170mほど登ります。
最初に「牛首のくさり場」の難所があります。
ゴツゴツした岩にくさりが設置されています。
くさり場を下った所で、振り返っています。
高度感はあまりなく、くさりに頼り切らずに三点支持できれば問題ないです。
今回hあピストンなので、最後にここを登るのはかなりシンドイかも。
その後は順調に下りを楽しみます。
うす曇りが続いているので、暑くなく丁度よい気候です。
ハイマツが実を付けています。後ろは五竜岳です。
ホシガラスがハイマツの実を咥えて、たくさん飛んでいます。
ライチョウを発見しました。
3mくらいの登山道を歩いていても、ジッとしています。
休憩しながら、ライチョウに話し掛けていました。勿論、反応はなし。
歩いてきた道を振り返っています。
約2時間で五龍山荘(標高2,490m)に到着です。
トイレをお借りして、少し休憩します。
この時間も太陽は顔を出していないため、座っていると冷えてきます。
早々に五竜岳に向かい出発です
中央の一番高い場所まで、五龍山荘から320mの登りとなります。
見るからに結構険しそうです。
しばらく登って振り返って、五龍山荘を見ています。
山荘の後ろ(北側)には、白岳が風よけの様にあります。
後半の岩稜帯です。
くさり場や三点支持で登る箇所が連続します。
この日はサブザックなので軽量ですが、重いテントを担いで登るのは
結構危険度が上がると思います。
五竜岳(標高2,814m)の山頂です。
ここでも10分ほど山頂独り占めでした。
この時間になってようやく太陽が顔を出します。
五竜岳の山頂部が2コブのような形です。
低い方のコブを見ています。
後方左に微かに富士山が見えます。
五竜岳の後方(南側)には、双耳峰の鹿島槍ヶ岳が聳えます。
その後方に槍ヶ岳から穂高岳が見えています。
右から劔岳、立山、その左に薬師岳や水晶岳などが見えていると思います。
唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳が見えています。
後続の登山者が来たので、山頂をお譲りして下山します。
山頂から見た五龍山荘からの登山道です。
2日目の前半終了です
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