2017年6月13日火曜日

日本百名山 大台ケ原山 2度目

本来の予定では、その夜は大台ケ原の駐車場で車中泊して、
翌日に大台ケ原をゆっくり歩くつもりでした。
でも、大峰山が予想以上にスムーズに歩けたので、
そのまま大台ケ原の駐車場まで来てしまいました。
大台ケ原のビジターセンター到着は13:30です。

ちょうど登山口の前に車を停める事ができました。
登山口の看板にはコースタイム約4時間とあります。
2年前に一回歩いているので、何とか2時間で歩く計画を立てました。

最初は林間の平坦なコースを歩きます。
走りはしなかったですが、早足で進みます。

日出ヶ岳への登りは、木道(木の階段)です。
この登りは結構きつかったです。

お約束の三角点タッチをしてから、

展望台から数枚の写真を慌てて撮ります。
こちらはこれから向かう正木ヶ原方面です。

少し霞んでいますが、海が見えます。
尾鷲港方面と書いてありました。
太平洋ですね!

こちらには富士山、御嶽山、乗鞍岳などが見えている筈です。
駆け足だったので、ほとんど確かめていません。

午前中に登った大峰山方面です。
右から3つ目のピークが八経ヶ岳だったと思います。

次に正木ヶ原に向かいます。
この木道の周辺の木々はシロヤシオです。
この日は少し早かったんで、少ししか咲いていませんが、
満開に訪れると、シロヤシオのトンネルになる場所です。

途中で振り返ると、日出ヶ岳と展望台が見えます。

正木ヶ原です。
たち枯れた木々や倒れた木があります。

伊勢湾台風の際に木々が折れて、植生が変化してしまったという説明は、
かなり荒っぽいですが、立派な林が今は見る影もありません。

正木ヶ原の越えると、シロヤシオが満開になっている場所があります。
こちらの方が気温が高い(風の当りが少ない)のかもしれません。

牛石ヶ原辺りです。
ほとんど駆け足で通り過ぎます。
写真はたくさん撮っています。(掲載は一部ですが)

大蛇嵓(だいじゃぐら)です。
前回来た時は雨(雲)の中でした。なので、こんな景色は見ていません。
登山者で渋滞していませんが、先端まで行くと断崖絶壁になっています。
写真待ちに15分掛りましたが、無事に写真は撮れました。

このコースの最後は、シオカラ谷になります。
約200m下って、谷底の吊橋を渡って、200m登り返します。

この下りには、シャクナゲの群生地が続きます。
本来の目的はこのシャクナゲのトンネルだったのですが、
既にほとんどの花は終わっていました。

日かげになる場所なのか?数輪がまだ咲いていましたが。

谷底にある吊り橋です。
先日の大杉谷の吊橋に比べると、とても短くて高度感はありません。

その上、雨は降っていないので、谷の川が歩いて渡れる程度しか水がありません。

真っ赤なツツジと思います。
名前はまだ無い ではなくて、まだ調べていません。

最後の登りです。
今回の山行きで最もきつかった登りです。
でも歩き続けられたので、少しは自信になりましたが・・・。

登山口前に車まで戻ってきました。15:33です。
とりあえず予定通りに1周回ってきました。
ここから休憩、お風呂、食事を入れて、自宅まで5~6時間なので、
この日は帰る事にしました。

最後になりましたが、大台ケ原の石碑です。

帰り道の途中で日帰り温泉を見つけて汗を流しました。

結局、1日半ほどの山行きでしたが、2山ともに登れて満足しています。

6月は梅雨の雨を避けて(全然雨が降らないけど)、もう少しトレーニングします。
7月から本格的にテントを担いで山へ行きたいと考えています。

2017年6月12日月曜日

日本百名山 18座目 大峰山 その2

稜線に出てから、弥山までは2時間の道のりです。
緩やかなアップダウンを足早に歩いて進みます。

弁天の森と言う場所です。
標高は1,600mとあります。

その後もしばらくは、こんな感じの穏やかな林間コースです。

やっと目指す頂きが見えてきました。
正面にある山が弥山(1,895m)です。

弥山の登りに入るまでは、まだまだ緩やかな稜線を越えていきます。

花はそれなりにたくさん咲いていました。

弥山への登りは、木の階段でスタートです。
山道を歩き慣れているとこの木の階段は結構きついです。
歩幅というか同じ足で踏ん張ってしまいので、敢えて歩幅調整する必要があります。

立ち枯れの木々が見えてきます。

山頂手前でやっと木々が無くなって、広々と視界が広がります。
空は真っ青でとてもきれいです。

弥山の山小屋に到着です。
とてもきれいな山小屋です。

弥山(みせん と読みます)は、1,895mあります。

弥山小屋の正面玄関です。

弥山小屋から3分で山頂の弥山神社があります。

神社の直ぐ横にまだ蕾がたくさんあるシャクナゲが咲いていました。
この時期になるとここまで高度を上げないとダメみたいです。
大台ケ原のシオカラ谷のシャクナゲはこの時点で諦めました。

弥山から八経ヶ岳を望みます。
八経ヶ岳(標高1,915m)は近畿最高峰になります。

弥山の山頂付近は立ち枯れの木々がたくさんあります。

弥山には嬉しいトイレもあります。

少し休憩してから、八経ヶ岳に向かいます。
弥山から一旦70mほど下って、100m程登り返します。

約20分で八経ヶ岳の山頂に到着します。
日本百名山 大峰 近畿最高峰  八経ヶ岳 とあります。

お約束の三角点です。
休憩込みで登山口から1時間35分ほどで到着しました。

弥山方面です。
立ち枯れた木々が白く見えます。

更に先にある明星ヶ岳です。

山頂で15分ほど、ボーーっとしてから弥山に戻ります。

看板で確認すると、この日登ってきたコースが良くわかります。

弥山小屋の前のベンチで早め(10:00)の昼食を頂きます。
この日もカップラーメンです。菓子パンも込みですが・・・。

食事をして、足のマッサージをして、靴ひもを結びなおしてから下山します。
帰りの途中で最後に、弥山と八経ヶ岳が見える場所です。

下山は怪我をしないように注意しながら歩きます。
(最近怪我をするのは下りが多いので)

丁度12時に駐車場に戻りました。
車の片づけをして、次の目的地に移動です。

つづく。