この時は2000mまでバスが荷物を運んでくれました。
荷物を担いだのは、ほんの10分ほどでした。
さて、今回のテーマは、「荷物を担いで山頂まで登る」です。
そのために選んだ山が「燕岳(ツバクロダケ)」です。
前夜21時過ぎの時点では数台の空きスペースがありました。
早朝、5時前には第1駐車場は満車状態です。
約10分ほど道路を歩いて、登山口の中房温泉に向います。
道路はここで行き止まりですが、一般車両の駐車場は遥か手前です。
右の小屋で登山届けを提出します。
良く登場する写真です。
燕岳登山口に中房温泉の立ち寄り湯があります。
というよりは、ここにトイレや水場があることと、
直ぐに急な登りが始まるので準備する場所になっています。
朝5時30分にこれだけの人がいるのも驚きます。
写真に写っていない場所には、この何倍もの人がいますが・・・。
みなさんと同様にトイレを済ませて、靴紐を結び直して準備します。
この登山道の特徴は、ずーーっと登りが続くことです。
最初から急坂になります。
5時55分に登り始めました。
既に多くの方々が登り始めています。
この日はそれなりに快調でした。
体調と呼吸を気にして登っていたので、登り後半まで写真は少なめです。
この登山道の特徴のもう1つは、何ヶ所かこのような休憩スペースが整備されている事です。
第1ベンチと呼ばれる場所です。
時刻は6:25なので、ここまで30分で登りました。
ちょうど身体が温まったので、ここでは休憩せずに登ります。
第2ベンチに到着です。第1ベンチから20分でした。
ここでもたくさんの登山者が休憩しています。
素通りしました。
第1ベンチでは見つけられなかったですが、こんな標識があります。
この日の第1の目的地は、「燕山荘(エンザンソウ)」になります。
そこでテントを張ります。
第3ベンチです。
7時15分です。ここまで1時間20分掛かっています。
ここで小休止をしました。約半分ですね!
次の休憩スペースは、富士見ベンチになります。
7時40分に通過しました。
第3ベンチから富士見ベンチ間は、この登山道で一番しんどい場所になります。
かなり疲れてきましたが、この日は快調だったので、そのまま登りました。
富士見ベンチを振り返っています。
休憩している人たちは汗を一杯かいています。
私は汗だくですが・・・。
やっと開けた場所に出ました。
空は快晴ですが、写真の左下からガスが次々に昇ってきます。
奥に見えるのは、大天井岳と思います。
ちょっと元気が出ました。
燕山荘の間には、合戦小屋という山小屋があります。
そこまであと5分の看板です。
合戦小屋(2350m)に到着です。
時刻は8時5分です。ここまで2時間10分になります。
想定タイムより早かったので、ここでザックを下ろして休憩しました。
この合戦小屋には名物?があります。
良く冷えたスイカです。
今ちょうどお姉さんが半分に切ろうとしています。
スイカ8分の1(十字に切ったの半分:当たり前ですが・・・)が800円で売られています。
たくさんの登山者が食べていましたが、一人では厳しそうだったので止めました。
この辺りから足元の花の写真を撮る余裕が出てきました。
カラマツソウ(唐松草)です。
花びらがカラマツの葉に似ていることに由来しているようです。
「合戦沢の頭」(2488m)に到着です。8時25分です。
この辺りで森林限界を超えています。
東側はガスが立ち込めて眺望はありませんでした。
微かに山小屋らしき建物が見えてきました。
右側からのガスが強くて、あまり見通せませんが・・・。
ここまで来ると良くわかります。
あの山小屋が燕山荘です。
左(東)側に視線を移すと、昨年登った「槍ケ岳」が見えます。
やはりテンションが上がりますね!
ここまで3時間で登ってきました。
今回の山行きのテーマだった「荷物を担いで山頂まで登る」は達成です。
疲れたというよりは、暑かった(汗だく)です。
燕山荘の反対側に燕岳が聳えています。
白く見えるのは雪ではありません。
花崗岩が白く見えているのでした。
前週の甲斐駒と良く似ていますね!
先ずは、燕山荘でテント泊の受付をします。
テント一張り、一人700円です。
自分のテントを張り終えた後の写真ですが、手前側のテント場はほぼ一杯です。
私のテントは見えている一番奥の右側です。
10時30分頃には、奥のテント場はまだ十分にスペースはありました。
テントを張り終えて、一息つく事にしました。
写真を撮りたかったのですが、この時点では既に槍ケ岳は雲の中でした。
この日はとうとう姿を見せてくれませんでした。
この時間から大ジョッキでビールを飲んでいます。それとおにぎり2個です。
写っていませんが、廻りではたくさんの登山者がビールで乾杯しています。
別に一人だけ飲んでいた訳ではありませんので。
「その1」はここまでにします。
この後、酔ってしまったのでゆっくり歩いて燕岳に向います。
さて、天気はどう変化したのでしょうか?
今回の夕食は? それから2度目のテント泊は??
「その2」へ続きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿