2013年4月29日月曜日

竜ヶ岳 金山尾根 鉄ハシゴ

4月最後の山行です。

ゴールデンウィーク前半の休みということもあり、たくさんの登山者がいました。
今回は、写真の女性4人と登ります。
お天気は最高ですが、風が少しきついです。
山頂付近はどんな感じでしょうか?

まだ舗装されている道沿いに「竜の雫」という沢があります。
とてもさっぱりしていて、美味しい水です。

最初は細い登山道をゆっくり登っていきます。
出発時点では少し肌寒かったのですが、この辺りまで来ると少し汗ばんできて
羽織っていた上着は必要なくなります。

さて、この日登った「竜ヶ岳」の山頂付近が見えてきました。
奥の少し色のうすい山が山頂です。まだまだ遠いです。

この日、登りは「中道」を通り、帰りは「遠足尾根」の予定でした。
ところが先行していた15人ほどのパーティーに登っていたところ、
途中で目的の道から外れてしまいました。

気付いた時はもう引き返すには遅かったのでそのまま登りました。
この登山道は、次回登るつもりだった「金山尾根」です。

ヤ○レコなどを見ていると、以前から良く出てくる名前だったのですが、
実際に登山道案内には乗っていません。
前回(2月)に登ったときに、『既に登山道は整備させているが、
入り口(分岐)の看板を出していなかった』と案内所のおじさんが話していました。
昨年秋の台風(大水)で、「ホダカ谷」登山道が大きく崩れて廃道になったそうです。

道脇に「カタクリ」の花が咲いていました。

この尾根道は、2枚上の潅木の中を歩く場所や岩の多い急坂もあります。
なかなか変化があり、とても歩きやすいコースと思います。

スミレ の仲間と思いますが、名前特定できず!

熊笹の標高まで登ってきました。
急に視界が良くなります。
でも最後の登りに苦戦中です。

先ず、目の前に「藤原岳」が飛び込んできます。
山頂(展望丘)と天狗岩がはっきり見えます。

山頂への最後の登りです。
透き通った青い空は気持ち良いです。

振り返ると、茶色の羊たちが見えます。
シロヤシオが満開になる時期にまた来たいと思います。

山頂です。
写真ではわかりませんが、とても風が強くて、帽子が飛ばされそうです。
ジッとしていると寒くなってきたので、この場所での昼食を諦めて少し下りる事にしました。

この強風の寒い中でも、食事している人たちがたくさんいます。

下りは、「中道」登山道にしました。
山頂から東方向に降りるので、風が遮られるかな ということで・・・。

少し下りた所に平らな場所があったので、そこで食事にしました。
写真は撮り忘れました。
全員が暖かい食事をして、元気を取り戻しました。

まだまだ元気なYoさんです。
今回初めて一緒しました。
”下りが苦手です”と言っていたけど、なかなか頑張っています。
後ろに続くSさんは、ひたすらマイペースです。

いつものように・・・・
名前調査中です。

登りではバテていたYaさん(右)ですが、下りでは先頭をドンドン進んでいきます。
Mさん(左)は終始余裕を持っていますね!
大きな岩場も慎重に確実に下りていきます。

やっと川原に下りてきました。
岩に腰掛けて休憩です。
下りの苦手なYoさんが足(つま先)を痛めてしまい、ゆっくりスピードになります。

この「中道」で最大の難所?です。
少しは高度感が出ているでしょうか?
堰堤横の鉄製のハシゴを下ります。高い場所が苦手な人は大変です。

後のなったSさんとYoさんが先の二人が下りていくのを見ています。
ちょっと心配そうな顔をしています。

あとの二人が下りだしたので、最後に私が下ります。
下りながら、背中越しに写して見ました。
コンデジで奥行きを表現するのは難しいですね!!

「五階滝」です。
みんな疲れていますが、最後に素敵な笑顔をしてくれました。
それにしても、この滝の水量の多さにはいつも驚きです。
山のどこにこんなに沢山の水があるのでしょうね!

駐車場近くの道端に咲いていました。
アヤメ科アヤメ目の多年草で、「シャガ」(奢莪)と言います。
「アイリス」(=アヤメ)の方が一般的ですね!
学名は Iris Japonica (日本の アヤメ)です。

私の山仲間の多くが、鈴鹿セブンマウンテン制覇を目指しています。
「竜ヶ岳」に未登頂の人たちが居たことから、今回の企画になりました。

私も残り「雨乞岳」のみとなりました。
この休み中に登れるでしょうか?
天気次第かな?


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