4月になって1回目の山行です。
山の地図を眺めていて、「三池岳」が気になったので行ってみることにしました。
今回の出発地点は、朝明キャンプ場の手前です。
東海自然歩道脇にきれいなトイレがあります。
これまでこのトイレ横の駐車エリア(3台可)はいつも埋まっていたのですが、
今回シーズンには早いのか1台も停まっていませんでした。
ここに駐車して、先ずは「釈迦ヶ岳」を目指します。
急遽、この場所から登ることを決めたので、珍しく地図を出してルートを確認します。
駐車した場所から少し歩くと登山道があることがわかり、早速そこまで移動します。
約300mほど舗装道路を歩いて、松尾尾根の登山口に着きました。
この道は典型的な尾根道です。
登山道としては古くからある道と思います。
しっかり整備された急坂が続きます。
途中で、”鹿の角”を発見しました。
写真では大きさがわかりませんが、30cmを越える立派な角です。
高度を上げるとだんだん明るくなってきました。
4月1週目の平日なので、この松尾尾根では誰とも出会いませんでした。
調子に乗ってペースを上げ過ぎていたようです。この長い尾根でバテてしまいました。
途中に大きな岩があります。多分、名前が付いていると思います。
ちゃんと調べて、後ほど追記します。
初めての分岐の看板です。
松尾尾根よりも東から登る道との合流です。
霞んでいますが、「御在所岳」と右に「雨乞岳」が見えます。
左には「ハライド」が・・・。
中尾根との分岐です。
まだ誰とも出会いません。ちょっと不安に・・・。
大ガレ手前から、大好きな「猫岳」を眺めます。
自宅から見えるこの山の姿がとても気に入っています。
大ガレです。
写真ではこの迫力を伝えることは出来ません。
是非、自分でこの景色を見てください。
この崖を登ると山頂部となります。
まず、最高点(1097m)です。
ここは素通りです。
「釈迦ヶ岳」の山頂です。
今回は看板とともに”三角点”も撮ってみました。
この場所でこの日初めて登山者に会いました。若い男性の単独さんです。
カップラーメンを食べていたので挨拶だけでしたが・・・。
更に稜線を北に進みます。
ここから1時間20分ほどで、目指す「三池岳」に着く筈です。
北斜面にはまだ雪が残っています。
この日は風が無かったんで暖かかったですが、天候によっては凍える寒さになるのでしょう。
油断は禁物!とあらためて感じました。
大きく左に回りこみながら、中央右に「三池岳」が見えてきました。
しかし、ここまででかなり体力を消耗してしまっています。
前週の「入道ヶ岳」もそうでしたが、前半に飛ばしすぎてバテています。
歩くスピードが自分でわかるほどダウンしています。
あと30分ほどと思うのですが、帰りを考えて引き返す準備をしています。
中峠までやってきました。
地図ではあと20分ほどとありますが、さて何処まで行けるでしょうか?
とりあえず次のピークを目指します。
ピークに大きな岩があります。
引き返すには良い目印になりました。
無理せずにこの日は、ここまでにしました。
「三池岳」は次の機会とします。
振り返ると、「釈迦ヶ岳」の2つのピークが遠くになっています。
前後に誰もいないのは寂しいものです。心細くもなります。
まだお昼前ですが・・・。 お腹すいたなーー!
行きには気付かなかったのですが、途中の小さなピークに「仙香山」(983m)とあります。
ちょっと得した気分です。
「釈迦ヶ岳」まであと少しになった谷あいで昼食にしました。
この日は、おにぎりセット(から揚げとウインナー、卵焼きが入っています)と
カップラーメンです。パンも持っていたのですが、結局食べなかったですが・・・。
食事した場所から上を眺めると・・・。
木々はまだ冬の装いですが、鳥の声があちこちから聞こえる長閑な日です。
20分ほど休憩して帰ることにしました。
ここでこの日2人目の登山者と・・・。年配の単独男性です。
この日はピストンなので、帰り道の写真はありません。
最後は稜線上で見つけた白い花たちです。
結局、バテバテながら予定通りの14時に車に到着しました。
この日はいろいろと反省があります。
まず、登りのスピードをきちんと制御(早すぎる?)すること。
思い付きでコースを変えない(本当は安座滝コースを登る予定でした)こと、
最後は、水分が足りなかった(荷物を軽くするために少なくした)です。
次回は失敗を減らした山登りにしたいです。
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