年初からの予定通りに「竜ヶ岳」に登ってきました。
5月末のこの時期は、「シロヤシオ」が満開を迎えます。
知る人ぞ知る「白羊の放牧」を見るために、今年3回目の「竜ヶ岳」です。
この日は朝から雲が多いです。
駐車場は良いお天気ですが、山頂付近はガスっています。
写真を撮った時が、
一番山頂付近が見えていたように思います。
朝は早起きをして、7時前に登り始めました。
それでも前後に10人ほどの登山者がいます。
GWにも登っているので、途中の写真は大幅にカットします。
この日、ずーーっと後を歩かせて頂いた”岐阜から来られた方”です。
名前をお聞きするまで会話できませんでした。残念です。
前回、間違えた「金山尾根」の分岐です。
こんな大きな看板を見落としなんて・・・。
今回は、山頂付近の「シロヤシオ」が目的なので、最短コース「金山尾根」を登ります。
最近、一般に解放した道だけあって、荒らされていない尾根道です。
石や木の根が荒々しく顔を出しています。
かなりきつい場所もありますが、全体的に良いコースです。
「金山尾根」を8割ほど登った辺りから、「シロヤシオ」が見えるようになります。
花の付き方は、それほど少なくないですが、木全体が”白く”は見えませんね。
この辺りの「シロヤシオ」は満開を過ぎたようで、木の下にはたくさん花びらが落ちています。
これはこれでなかなか綺麗ですね。
「金山尾根」の上部の分岐です。
右に行くと「遠足尾根」方向です。
左は、治田峠分岐を経て、目指す山頂になります。
途中で大きく離されましたが、この時点で何とか追いつきました。
ずっと同じペースで登っていたと思います。
かなりの経験者なのでしょう!
ここまではまだ薄日が差したりしていたのですが、この先は雲の中です。
少し(50mほど)先を歩いている人の姿も時々見えなくなるくらいです。
また、風も強くなり、だんだん体が冷えてきます。
山頂手前最後の坂の下辺りです。
写真では風の強さや音が伝わらないので、”動画”に挑戦しました。
雑音は風の音です。
右から左に雲が流れているのが良くわかります。
「竜ヶ岳」の山頂到着です。
東(海側)からの強風が止むことがありません。
辺りは真っ白で、視界もほとんどありません。
この時、3人(私を含め)居たのですが、先行者は直ぐに下山して行きました。
ここで先行していた”岐阜の方”と少しお話をしました。
山頂直下の坂道を下りながら、雲の切れ間に写したものです。
普段山に持って行かない一眼レフの連射で撮影です。
風(雲)は右の谷に沿って流れてきます。
ところどころ白くなっているのがわかります。
今が満開という事なので、今年は残念ですが、「白い羊の放牧」は空振りです。
中央右に見えるのが、今回通った道です。
その左右に「シロヤシオ」の木があります。
流れている雲も良い感じなのですが・・・。
だいぶ霞んでいますが、一番それらしい写真です。
何本かは真っ白になっている木もあります。
こんな感じで・・・。
バックが青空だったら、もっと映えたのでしょうが・・・。
シロヤシオの花びらです。【ツツジ科です】
枝先に5枚の葉が付き、その陰に隠れるように白い花が咲きます。
葉っぱの形から、別名「ゴヨウツツジ」(五葉躑躅)とも呼ばれます。
帰り道です。
帰りも最短の「金山尾根」です。
この写真を撮ったのが、9:25頃です。
下りの道で50人ほどの人たちとすれ違いました。
何人かの女性から、山頂付近の「シロヤシオ」はどうだったか?と聞かれました。
かなり下った場所です。
この看板は以前から気になっていたのですが、一度も行ったことがありませんでした。
今回、まだ時間的に余裕があったので 、「魚止滝」に向います。
落差は5mくらいでしょうか>
これよりも上流に魚が行けない!は納得の滝です。
実際は写真よりは暗くて、左右の崖が迫っています。
写真を撮った所は少し広くなっていて、時間が許せばゆっくりしたい場所です。
帰り道で見つけた「タニウツギ」(谷空木)です。
林道の崖から生えています。
うすいピンクの可愛らしい花です。
【ウツギは調べると”白い花”とあります】
だんだん暑い季節になり、鈴鹿名物の「ヒル」が心配になってきました。
さて、鮎が始まるまでに、あと何回登れるでしょうか?
次回は、友人(初心者)を連れて、雨乞岳に登ります。
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