槍ヶ岳の穂先に登ります。
後ろに見えるのが槍ヶ岳山荘です。
ここはまだ大丈夫ですね。
上を見上げると、たくさんの登山者が見えます。
少し風が出てきました。
さて、どうなる事か?
我々の前に数人のグループがいます。
慎重に登っていきます。
ルート確認できるため、とても助かりました。
この穂先は、くさりやはしご、鉄杭などたくさんとありますが、
何もない場所では岩を実際につかんで登るしかありません。
急な岩場になります。
前のグループも慎重に登っていきます。
幸いに後ろから登ってくる登山者がいなかったので、マイペースで登る事ができました。
高度感はそれ程ないので、怖くはありませんが、
自分の手と足が頼りになるので、楽しい時間と言えます。
Sさんはどうかは知りませんが・・・。
はしごの登りは下を見ないで登れるのであまり怖くはありません。
顔は引き攣っているようですが・・・。
槍ヶ岳の穂先は登りと下りとルートが分けられていますが、
一部は上り下りで同じ場所を通ります。
下りが団体さんだったために、しばらく足止めです。
足場のしっかりした場所でストップできたので、
写真を撮る余裕もあります。
奥穂高岳方面を見ています。
大喰岳、中岳、南岳、北穂高岳と言った3000m級の山々が続いています。
10分ほど休憩(渋滞)して、再度登り始めます。
休憩したことで、高度感に対して少し余裕ができたみたいですね!
さて、山頂直下の2連のはしごです。
1段目は普通に登りました。(ここから前後を交代しました)
2段目です。
少し長いです。
見事登頂です!!
山頂は20人ほどで一杯になる広さです。
我々が登った時間は数人しか居ないラッキーな時間でした。
先ずは二人で記念撮影です。
山頂に居た人達と交互に記念撮影をしました。
日本五番目の3180mです。
風が強くて、少し寒かったので、ウインドブレーカーを着ています。
後ろは、右に燕岳、奥に白馬岳へと続いていると思います。
後から登ってくる人がいなかったので、
20分ほどのんびりと360°の景色を楽しみました。
最後のはしごの上から下を写してみると・・・。
高度感が写真ではイマイチですが、ちょっと足がすくみます。
下りは足の位置を見るために下を向くので、どうしてもこの景色を見ることになります。
奥穂高岳(日本三番目)がきれいに見えます。
右には昨年秋の登った西穂高岳が、更に右には乗鞍岳、御岳、焼岳が見えます。
次回は是非、奥穂に登りたいです。
重太郎新道から吊尾根を経由するか?涸沢からザイテングラートを登るか?を
現在調査中です。(調べているときが一番幸せだったりして・・・)
登ってきた槍沢方面です。
正面に蝶ヶ岳、左に常念岳が見えます。
この2峰も今年中に制覇したいのですが・・・。
笠ヶ岳です。
ここも登りたいですね!
左には、燕岳が見えます。ちょうど雲の下辺りですね!
中央左の大天井岳は分岐になっており、真っ直ぐ東に向うと常念岳、蝶ヶ岳に続きます。
大天井岳から西(手前)に東鎌尾根が続いています。
途中から急激に高度を下げてから、再び急坂をつめるとヒュッテ大槍のある尾根に続きます。
槍沢を挟んで、右側に奥穂に続く山並みが見えます。(5枚の写真の合成です)
十分に景色を堪能したので、そろそろ下りことにしました。
下りはやっぱり下を見るので、ちょっぴり怖いです。
無事に槍ヶ岳山荘まで下りてきました。
そうすると我々を待っていたかのように、高校生の団体が登っていきました。
若者は元気です。
大きな声が山々に木霊していました。
宿に戻って、乾杯(重いビールを下から担いできました)して、
のんびりと山での時間を楽しみました。
夕方は17時から食事です。
この日はほぼ満員状態だったので、2回の交代制です。
手作りを基本にしているという事で、山小屋を忘れてしないそうな内容です。
小さいコップにワインもあります。
夕食後の写真です。
午後は少し雲や風が出てきましたが、下り坂の天気ではありません。
夕日が槍の稜線に沈んでしばらくして、紫色の空に黒いシルエットが浮かびます。
やはりこの場所に来ないと見られない風景です。
当たり前ですが・・・。
夜は満月に近い月のために、満天の星はお預けです。
夜半から強風が吹き始めました。
翌朝です。
日の出の10分くらい前の東の空です。
中央に富士山がきれいに見えます。
富士の右には、南アルプスの山々が連なります。
左には昨年登った八ヶ岳が見えます。
我々のいる場所よりも槍ヶ岳に朝日が当ります。
山頂でご来光を見ている人達がいます。
ご来光です。
大天井岳付近から登りました。
やはりこの瞬間は素晴らしです。
後ろの山々が赤く燃えます。
ちょうど大キレットの部分だけが影になっています。
北穂高岳山荘の窓に日の光が反射しています。
大喰岳と中岳です。
稜線を歩く人達が見えます。
とても良い天気ですが、強風が吹いています。
朝食です。
ペンションで頂く食事のようです。
5時15分から食事なのに、ご飯を2杯も頂きました。
山で食べるものは何でも美味しく感じます。最高に幸せですね!
槍ヶ岳の写真3枚です。
宿(ヒュッテ大槍)の赤い屋根と青い空、所々に残る白い雪渓に槍の雄姿です。
早朝に透き通った空気も感じられそうですね!
少しアップにしました。
穂先の登山道(はしごや鎖のある場所)は、左側の影になっている辺りです。
この日は朝から下山しました。
強風で飛ばされそうだったので、稜線歩きは止めました。
グリーンバンドと呼ばれる辺りまで下りてくると、
山頂付近は真っ白な雲(霧)に覆われています。
1日ズレていたら、あの絶景は見られなかったのかも知れません。
あまりに美味しそうだったので、写真を撮るまでに食べてしまいました。
このソフトクリームは、徳沢園の名物のようです。
”徳沢園のソフトを食べないとね!”と書かれたブログをよく見ていたので、
帰りに食べる約束をしていました。
Sさんのソフトは既に姿かたちが無かったです。
お昼前に河童橋まで戻ってきました。
前日朝とはまるで景色が違って、観光客が溢れていました。
河童橋近くのレストランで昼食(カレーです)を食べてから、
再びバスで平湯に戻りました。
「ひらゆの森」の温泉で汗を流しました。
2日間本当に良いお天気でした。
Sさんと山に行くと雨になったことが無いです。
”晴れ男(私)”と”晴れ女”の相乗効果でしょうか?
Sさんには感謝感謝です。ありがとう。
2 件のコメント:
川漁師さん、ご無沙汰しております、西穂山荘で出会った二人組みの男です。
槍ガ岳たのしそうですね。
われわれは今年(7月24日)も大学の同窓会前日に山登りをしてまいりました。
同窓会開催地が札幌だったので、十勝岳にテント泊でした。
メンバーは我々二人のほか、同期の二人と、そのうち1人の男の息子(24歳)の
総勢5名でした。飛行機が遅延したり、登山口でにわか雨にやられたりで、登山
開始が4時30分という、危険な時間帯になってしまいました。3時間程度の
登りでしたが、ジンギスカン用の鉄鍋(3kg)やら、テント、シュラフなど
思いザックがたたり、途中で足がつり、やむをえずザックを青年と交換してもらう
こととなりました。。。
ご来光をばっちり拝み、帰りは宮沢りえも入ったという、吹上げ露天の湯にて
汗を流し、楽しい山となりました。
わたし(いまい:黄色い服)は、その一週間後、地元のランニング仲間と谷川岳を日帰りで
登りました。西黒尾根という、日本三大急登といわれるルートで日帰りだったの
で結構しんどかったですが、そこもまた近くに温泉施設(テルメ谷川)があり、
下山後疲れを癒し、いい山になりました。
川漁師さんとは、このさき、どこかでばったりお会いするかもしれませんね!!
いまい様 コメントありがとうございます。
北海道への山旅とのコメントには、ただただ羨ましい限りです。
山登り+温泉を楽しんでおられる様子が良くわかります。
槍ケ岳は想像以上に厳しい山でした。
たぶん、途中でもう1泊していれば、もう少し楽だったのかと思います。
でも、素晴らしい山でした。
今度の予定はまだはっきりしていませんが、8月中にもう1回出掛けたいと思っています。
鮎漁も好調です。こちらに来られる事があれば連絡ください。
何処かの山でばったりと再会することを私も楽しみにしています。
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