2014年10月27日月曜日

霊山 白山 その1 白山室堂へ

今年最後の遠征になるかもしれないと思いながら、白山に行ってきました。

毎回、いろいろとハプニングはあるのですが、今回は”寝坊”しました。
早朝5:30に目覚まし時計をセットしていたのにアラームが鳴らなかった。
廻りがあまりにも騒がしいので、時計を見ると6:38ではないか?
そうです!1時間以上、寝坊した事になります。
【後から確認すると、目覚まし時計は午後5時30分にセットしてありました】
前日の夜には5台くらいしかなかった車が駐車場一杯になっています。
更にほとんど出発した後です。
まだ準備している人達は今到着したばかりの登山者です。

この日は長丁場になるので、寝坊してもしっかり朝食は食べました。
トイレ、着替えをして登山口に到着したのは、8時ちょうどでした。
【予定では6:30出発予定でした】
今回、登山口はメジャーな「市ノ瀬-別当出合」ではなく、岐阜県側の「大白川」にしました。
飛び石連休でしたが、人が多いのは嬉しくないので少しでも登山者の少ない方の選択です。
登山道は「平瀬道」となっています。
最初の1kmはこのように良く整備された木の階段が続きます。
かなりの急坂です。歩幅を決められるので、結構辛いです。

まだ1時間ほどしか歩いていませんが、赤く色付いた葉があります。
そう言えば、今朝はかなり冷え込みました。
持っていった布団に包まっていました。

秋の花々が一杯咲いています。
今回たくさんの花の写真を撮りましたが、名前がなかなかわかりません。
名前のわからない花は飛ばしていきます。
最後にまとめて掲載します。

ヤブデマリ(藪手毬)です。
スイカズラ科の低木です。
赤い実=ナナカマドかと思いましたが、葉っぱが全然違いました。
ナナカマドはもう少し山頂近くにあるようです。

カメバヒキオコシ(亀葉引起こし)です。
紫の小さな花がかわいいです。

南方向を見ています。
右から御嶽山、中央に乗鞍岳、その左に穂高連峰は連なり、槍ヶ岳もはっきり見えます。
いつもと見ている方向が違うので、山々が新鮮に見えます。

ヤマハハコ(山母子)です。
この花は5輪だけですが、別の場所はもっとたくさん花を付けていました。

シラネニンジン(白根人参)です。
小さな花がたくさん付いています。
名前の由来は最初に採取された山(日光白根山)からきています。

ミヤマリンドウ(深山竜胆)です。

やっと山頂(左:御前峰、右:剣ヶ峰 )です。
まだまだ遠いですね!

サラシナショウマ(晒菜升麻)です。
キンポゲ科の多年草です。
根茎は生薬の成分がある様です。

だいたい中間地点に大倉山(標高2,039m)があります。
100m下ると避難小屋があります。

大倉山の避難小屋です。ここまで2時間掛かりました。
トイレはありません。内部はきれいです。
ここで5分間休憩です。

少し過ぎてから振り返ると大倉山がきれいに見えます。

大白川登山口から5kmまで来ました。
2時間30分でここまで来ました。

でも、まだ登りが続きます。
先行者(5人)が見えます。
これまで前後に人がいなかったので、ちょっと元気になります。

イブキトラノオ(伊吹虎の尾)です。

ハイマツのトンネルとまではいきませんが、左右から迫り出しています。

シラタマノキ(白玉の木)です。
ツツジ科の常緑小低木です。

賽の河原に到着です。
白山室堂までは、あと500mです。

ここが「賽の河原」のようです。
急な坂を登り詰めてみると、こんな穏やかな平地があるのです。
かなり秋色に色付いています。

上に見える窪地に残雪が少しあります。
次に雪が降るまで残っているでしょうか?

ホシガラス(星烏)です。
ハイマツの種を食用にしているようです。

タテヤマリンドウ(立山竜胆)です。

登山口から3時間40分掛かって、やっと室堂の建物が見えてきました。
登りもきつかったけど、距離が長いです。

前半に見つけた花たちは名前がわかりません。
ゆっくり調べます。



後半につづく。






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