2014年10月29日水曜日

西穂高岳 遠征 その1

今年最後の遠征に行ってきました。
この日は雲1つない晴天でした。
青空が眩しいです。

今回は、西穂高岳に登りました。
朝、自宅を出発して、15時前に新穂高温泉郷に到着しました。
しらかば平駅から新穂高ロープウェイに乗ります。

ロープウェイ往復、駐車場(2日間)、荷物代を合わせて4000円でした。
15時15分発に乗りました。

ロープウェイからの景色です。
この辺りは紅葉が本当に身頃を迎えていました。
白っぽく見える山並みに「槍ヶ岳」が見えます。

10分ほどで西穂高口駅(標高2156m)に到着します。
たくさんの観光客が乗っていましたが、
大きなザックを担いでいるのは私1人だけでした。

休憩することなく直ぐに歩き始めます。
本日の宿(西穂山荘)までは、ここから1時間以上掛かります。
ここでも散策している観光客がたくさんいました。

途中に木々の間から、今回登る予定の「西穂高岳:西穂」が見えます。
一番高い場所です。
その手前(右側)に、12の頂があります。

ここから登山道です。
しばらくは緩やかな道が続きます。
15時30分を過ぎて、少し心細くなってきました。
このあと、山荘まで誰にも会わなかったからです。

陽が段々と西に傾いてきます。
山荘の直下はこんな石だらけの結構きつい登りです。
汗を掻きたくなかったので、ゆっくり登りましたが、やっぱり汗だくでした。

西日に照らされた西穂山荘です。
コースタイムは1時間30分でしたが、約50分でここまで来ました。

山荘の前に分岐があり、ここから西穂まで2.4kmです。
上高地側からも登れるようですが、遠回りになるので止めました。

西穂山荘前のテラスです。
この時間は誰も居ません。
丁度この建物の裏側に夕日が沈みます。

標高2367mにある西穂山荘です。
250人ほどが宿泊できる年中無休の山小屋です。

受付を済ませて、部屋に案内してもらいました。
今回は10人部屋です。一番奥を割り当てられました。
着替えて荷物を整理して、外に出るとちょうど日没時刻です。
17時10分くらいでしょうか。
夕日が先月登った「白山」に沈んでいきます。

休憩室兼食堂です。
先に到着していた2人がウイスキーで語らっています。
東京から来られたお二人です。
私と歳が近く、仲良く話をさせて頂きました。
私は来る途中で買った日本酒を飲みながら夕暮れの時間を楽しんでいました。

17時30分から夕食です。
写真はありませんが、この時食堂に集ったのは、男性ばかり5人です。
つまり、この人数がこの日の宿泊客です。
あとで食事なしの女性1人がいることがわかりますが。

今日は朝から夜まで雲1つありませんでした。
翌日も同じような天気でしたが。
この日の宿泊客で”満天の星”を眺めました。
この宿に数人しか居ないとわかると、急に身近に感じて話ができます。
2時間ほど星を見ながら話しをしていました。

結局、男性5人が10人部屋で休みます。
既に3人は夢の中です。
21時の消灯前に全員が眠ったと思います。
静かな良い宿でした。
6人しかいないので、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。

こうして1日目は終わりです。

翌日朝からの様子は、”その2”で・・・。


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