2014年5月23日金曜日

八風キャンプ場 三池岳 石榑峠

初めてのコースです。

八風(はっぷう)キャンプ場上流の駐車場に車を停めます。
ここから八風峠を目指します。
この日は良いお天気でした。

八風街道は南の千種街道とともに、江戸時代?以前は、
鈴鹿山脈の山越えのメインコースでした。
石畳とはいきませんが、かなり整備された登山道を進みます。

八風神社の中の鳥居となっています。
八風峠にも鳥居があります。

途中までは谷(川)沿いの道を進みます。
きれいな水が流れています。

途中で何回か渡渉します。
マーク(赤丸)は多すぎるほどにあるので、道迷いは心配ありません。
しばらく雨は降っていなかったので、問題なく川を渡ります。

名前(ニガナ属?)がわかりませんが、ちいさな黄色い花です。
黄色の花は良く目に付きますね!

この道は途中から「中峠」と「八風峠」に分岐します。

坂道の途中に「お地蔵さん」がありました。

八風峠に到着です。
登ってきた方向を振り返っています。

ここから県境の主稜線を通って、竜ヶ岳方面に向います。
先ず、昨年の11月に登っている三池岳に向います。

途中で振り返ると、釈迦ヶ岳の双峰(山頂と最高点)が見えます。

三池岳の山頂です。
昨年はここまで来て引き返しました。
この日の目的はここから北に主稜線を歩くことです。
先ずは、石榑峠を目指します。

山々の向こうに琵琶湖が見えます。

ヤマツツジ(山躑躅)です。
朱色の花です。

こちらはシャクナゲ(石楠花)です。
この花はピンクですが、赤い石楠花も咲いていました。

一応目的の竜ヶ岳です。
でも、遠いです。
それにこの日は暑いです。(言い訳には十分か?)

三池岳から1時間10分ほどで、石榑峠に到着しました。
以前ここを車で通った事があります。
この狭いゲートはギリギリ通り抜けられました。

スタートが遅かったこともあって、ここで11時を過ぎています。
いろいろと悩んだ結果、ここから引き返すことにしました。
おにぎりを2個食べて、来た道を戻ります。
三池岳→石榑峠は基本は緩やかな下りですが、途中にいくつも小さなピークがあり、
アップダウンの連続するコースです。
当然帰りは登りながらアップダウンを越えなくてはならず、
体力的に無理しない事にしました。

さて、帰り道です。
結構しんどい道でした。帰りは1時間30分以上掛かりました。
途中で滋賀県側を写したものです。新緑がきれいなんです。

シロヤシオが咲いています。
標高900m前後でしょうか?今まさに満開です。

登山道は良く踏まれた道でとても歩きやすいです。
こんな道をこの日5時間以上歩いていました。

といっても、こんな崩れたところも通ります。
50m以上崩れています。

三池岳で会社の同僚に会いました。
この日入道ヶ岳~藤原岳まで7マウンテンを走破しています。
朝4時に椿大神社を出発したとの事です。
既に9時間以上過ぎていますが、小走りで遠ざかっていきます。

三池岳まで戻ってきました。
尾根道にある三角点です。標高は972mです。

お決まりのタッチです。

この尾根道は結構急坂続きで、登りは諦めて下りに利用しました。
途中に「御菊池」の看板が・・・。

枯れ草に埋まって、少し悲しい状態です。

木の根が一杯の立派な?尾根道です。
雨などで濡れていると下りもきびしい道です。

ここが登山道の入り口になります。
直ぐ横に大きな崩落があり、現在復旧工事中でした。

本日の教訓:初めての道で無理しないこと。

この辺りはあまり登山者がいません。
この日トータルで15人くらいでしょうか。
何かあったら大変なことになりますね!



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