宝剣岳に登った後は、最終の目的である「駒ケ岳」に向かいます。
天狗荘(屋根:赤)と宝剣山荘(屋根:青)を通り越して、先ずは「中岳」です。
宝剣岳から500m離れた場所にある標高2925mのピークです。
この山は普通に登れます。
南北にある岩場の南側に登って、休憩中のFさんを撮影です。
後方に浅間山が写っています。
中岳から駒ケ岳を見たところです。
一旦、頂上山荘(屋根:薄い青)まで下って、もう一度登りになります。
左中ほどに写っているのが、御嶽山です。
中岳を下っている時に、岩陰に動くものが・・・。
しばらく止まって見ていると、1匹の鳥が石の上でポーズを取っています。
帰ってから調べると、「イワヒバリ」と判明しました。
頂上山荘を越えて、駒ケ岳への最後の登りです。
後ろに写っているのが、さっき越えてきた「中岳」です。
群生して咲いている「チングルマ(珍車)」です。
花弁は5枚の白い花です。
雄しべ、雌しべは黄色をしています。
見た目は大したことありません(あるか?)が、岩だらけで結構しんどい登りです。
しかし、頂上は目の前なので頑張って登っています。
やったーー!!
駒ケ岳の頂上(標高2956m)に到着です。
午前9:45なので、千畳敷駅を出てから、約2時間15分掛かった事になります。
山頂部は広くて30人を超える人たちが思い思いに過ごしています。
ここで長い休憩を取りました。
お湯を沸かして、私はスープとおにぎりを頂きました。
Fさんは若者なので、ガッツリとカップラーメンです。(大盛りです)
この時間になっても、ほとんど雲はありません。
タイツが黒なので、太陽に照らされて足がジリジリと暑いです。
ほど良い風があり、体感的には涼しいです。
多くの”自称”ガイドさんが説明している声が聞こえてきます。
それを参考にすると、この山は「乗鞍岳」という事になります。
「乗鞍岳」は、2005年7月に家族で登った山です。
この時に初めて登山道具を揃えました。7年も前になります。
「乗鞍岳」の少し北側に見える北アルプスの山々です。
”槍 が見える!”と多くの人が大声で話しています。
中央右よりの先端が尖った山が「槍ヶ岳」(標高3180m)です。
その左側が、穂高連峰となります。
この日は、まさに360度のパノラマです。すべての方角が紹介できず残念です。
約1時間ほど駒ケ岳山頂で休憩した後に、中岳の「巻き道」を通って、
宝剣岳の手前まで戻りました。行きの登った「宝剣岳」です。
Fさんが指差している場所が、先ほど登っていた岩場です。
やはり、写真では伝え切れません。
是非、自分で登ってください!!
その後、宝剣山荘の売店を見てまわり、乗越浄土で休憩をして下山しました。
千畳敷カールの雪渓から宝剣岳、乗越浄土を振り返ったところです。
この時間(正午)の千畳敷は一般客が大勢います。
スニーカーで雪渓を越えているために、何人も転んでいました。
岩の間に群生する「チシマギキョウ(千島桔梗)」です。
個人的に、この濃い青紫色は好きな色です。癒されるなー!!
花の紹介もほんの一部でしたが、千畳敷にも八丁坂にも中岳/駒ケ岳周辺にも
たくさんの花が咲いていました。花を見に行くだけでも楽しめる山です。
最後に「剣ヶ池」で記念撮影して帰路につきました。
この時間になると雲がだいぶ出てきましたが、雨が降るような雲ではありません。
12:20のロープウェイに乗って下山しました。
その後、「こまくさの湯」で汗を流しました。
サッパリしたところで、お腹が空いてきたので、駒ヶ岳名物の「ソースカツ丼」を頂きました。
どうですか?カツがどんぶりからはみ出しています。
ご飯もキャベツもカツも山盛りのどんぶりです。
二人ともあっさりと完食でした。
無事に夏の遠征を終了しました。
今年後半は10月末頃から再開の予定です。
それまでは別の”やりたい”ことがあり、そちらが優先です。
秋の登山計画はこれからゆっくりを考えることにします。
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