2013年7月31日以来、5年ぶりに2度目の山頂に立ちました。
山頂付近にはたくさんの登山者がいて、写真を撮りあってくれるので、
自分の姿を残すことができます。ありがたいことです。
山頂直下の仙丈小屋で早めの昼食を食べているので、
ここでは360°のパノラマを楽しみながら過ごします。
この日この時間は富士山は雲の中でした。残念!
3000mの山の上で蝶(調べたら、キアゲハ でした)に遭遇です。
こんな山の上まで飛んでくるのですね!
大仙丈ケ岳(標高2975m)です。
行ってみたかったけど、下山が16時を超えそうなので止めました。
でも、見ているだけで好きになる稜線です。
突然、ガスが上がってきました。
藪沢カールの中には雪渓は残っていませんでした。
さすがに今年は異常な暑さということですね!
カールの上部(稜線)を歩いて、小仙丈ケ岳の方向に向かいます。
正午前ですが、まだまだたくさんの登山者が山頂付近にいます。
山頂から右への稜線を下ると、仙丈小屋になります。
トウヤクリンドウ(当薬竜胆)です。
淡い黄色と珍しいリンドウです。
「花の百名山」では、槍ヶ岳の代表する花の1つになっているようです。
このカールは雄大で迫力があり、しばらく見とれてしまいました。
この奥に大仙丈沢カールがあるそうですが、ここからでは見えません。
小仙丈ケ岳(標高2864m)に到着です。
ちょうど正午ですが、雲が多くなってきました。
ここでコーヒーを飲んで長めの休憩をしました。
小仙丈ケ岳の山頂からテント場が見えます。
テント場が谷底にあることがわかります。
中央の谷が仙水峠になります。
その左が甲斐駒ケ岳(雲に隠れていますが)です。
右には栗沢山からアサヨ峰が見えています。
栗沢山は、2016年9月にサントリー天然水「水の山行ってきた 南アルプス」編で
宇多田ヒカルさんが登った山で有名です。
その後半に出てくる甲斐駒ケ岳(摩利支天)は雄大です。
さて帰り(下り)です。
いろいろな花がありましたが、1枚だけの紹介です。
ゴゼンタチバナ(御前橘)です。
ゴゼン(御前)は、前回訪れた白山の御前峰に由来しています。
ハクサン***と同じなのでしょうか?
14:30過ぎに下山しました。
無事にと言いたいですが、下山中に転んで右ひざを強打しました。
何とか降りて来られましたが、結構厳しいかったです。
写真でもわかるように、右ひざが曲げられないので伸ばしています。
それでもお腹が空きます。
この日の夕食は、カニクリームコロッケ添えの黒カレーです。
左下に具(野菜)だけ入れた状態のスープが置いてあります。
痛い足を引きずりながら、写真だけは撮り続けます。
この日のテント場は超満杯状態です。
テントがないように見える場所は通路です。
この写真は2段目です。まだ先に2段ほどあります。
こちらが1段目です。
通路から遠い場所にテントがあるので、トイレなどで出る時は大変です。
テントの張り綱に足を引っ掛けそうで気を遣います。
この日、夕方に1時間ほど雨(夕立)が降りました。
久しぶりの雨に少し感動です。3週間以上も雨に降られていないような??
翌朝(最終日)です。
この朝はあまり寒くなく、快適に眠れました。
小仙丈ケ岳の上に、半月が浮いています。
この日も晴天です。下界は暑いでしょうか?
朝食を済ませて、テントを撤去して、バス乗り場に向かいます。
帰りのバスもやはり超満員(乗れなかった人がいたような)でした。
窓から入る風は冷たく爽やかなので、特に気になりません。
登りは反対側の窓際だったので、良く見えなかった鋸岳です。
ちょうど岩山に開いた「鹿の窓」の見える場所でバスが停車します。
写真には写っていますが、このサイズでは見られません。
下山後、少し離れた「高遠温泉 さくらの湯」に入りました。
スベスベになるお湯でした。2日ぶりに汗を流し、ひげを剃ります。
その後、駒ヶ根IC近くの「なごみ」に立ち寄って、
大好物の駒ヶ根ソースかつ丼を頂きました。
二八そばも頼んでしまいました。
始めに塩のみで食べてください!という事で試したら、本当に美味しかったです。
近くに有名な「明治亭」がありますが、店外まで行列ができていました。
この日の天気・気温では外で並ぶことはできません。
会社の夏休みは得意な期間にあるため、この週内を利用して山に登ってきました。
今年は週初めに台風12号が襲来して、予定が崩れました。
週末になってしまいましたが、何とか山に行けて満足しています。
膝の調子は心配ですが、打ち身と思うので2週間もあれば治るでしょう。
今年はあと2回くらいは山に登りたいですね!
山頂からのご来光を目標にしてみますか。