寒い日があったので、少し早いかとも考えましたが、
花がたくさん咲くお気に入りのコースに行ってきました。
今年第2弾は、鎌ヶ岳です。
週末は春の嵐になる予報だったので、金曜日に行って来ました。
天気は快晴ですが、風が強くて、稜線に出ると肌寒い日でした。
武平峠の下のいつもの駐車場に車を止めます。
この日は私の車だけです。
平日なので、スカイラインも通行量は少ないです。
ちゃっちゃと準備を済ませて、直ぐ横の登山道を5分ほど下ります。
三ツ口谷への登山口に到着です。
ここから鎌ヶ岳は2時間弱と比較的簡単に登る事ができます。
最初は谷伝いに進み、途中から長石尾根を登ります。
前半は、滝がたくさんあり、渡渉も繰り返します。
後半は、ザレ場あり、ロープの崖登りありと変化に富んでいます。
三ツ口谷の入り口です。
砂防ダムでできた砂の川原を横切ります。
右下にピンクの花が見えます。
アカヤシオ(赤八汐)です。
御在所岳の北側(国見岳付近)が有名ですが、この辺りにもあります。
毎年、この木は早く咲きます。
日当たりが良いからでしょうか?
この辺りは標高660m付近です。
その隣りには、ミツバツツジ(三つ葉躑躅)が咲いています。
3つの葉が出ているので良くわかります。
その隣りには、アセビ(馬酔木)が咲いています。
アセビは少し南の入道ヶ岳に群生があります。
今頃、満開のトンネルになっているのでしょうか?
次週辺り、行って見ますか。
青空とピンクのアカヤシオと白のアセビです。
新緑の緑も良いですね!
こちらは崖に生えているミツバツツジです。
イワウチワ(岩団扇)です。
この登山道に咲く春の花の中では、この花が一番好きですね!
淡いピンク色がとてもきれいです。
この日はまだ数厘単位でしか咲いていませんでした。
次週辺りからは群生して花を見ることができます。
ショウジョウバカマ(猩々袴)です。
この花も絡まって咲くのですが、この日はあまり見掛けませんでした。
三ツ口谷と長石尾根の分岐に到着です。
この付近は標高900mになります。
まだアカヤシオは咲いていません。
また、三ツ口谷は昨年の台風の影響が大きいです。
川の姿が変化しています。一部看板も流されていました。
岩登り、ザレた斜面を登る箇所があります。
これまで手軽なコースでしたが、少し難易度が上がっています。
長石尾根に出ると眺望が開けます。
湯の山ロープウェイの直ぐ下に掛る「湯の山かもしか大橋」です。
今年の夏頃に完成の予定です。
こちらは新名神の菰野町にできるIC付近です。
今年度(~2019年3月)に完成予定です。
現在、急ピッチで工事が進んでいます。
入道ヶ岳(標高906m)あります。
こちらは雲母(キララ)岳(標高888m)です。
山腹にたくさんの桜のピンクが見えます。
もう一息で山頂です。
でも、ここから最後の急騰になります。
ハルリンドウ(春竜胆)が咲いていました。
この花は、御在所岳の遊歩道に群生しています。
1000m付近まで登らないと目にしない花ですね!
山頂(標高1159m)に到着です。
この日は車から1時間30分で登ってきました。
少し霞んでいますが、天気はとても良いです。
北側に聳える御在所岳(標高1212m)です。
ロープウェイ駅のある東側が高く見えますが、
最高点は、一番奥(西)の望湖台になります。
ちなみに一等三角点は1209mになります。
御在所岳の西側(滋賀県)に聳える雨乞岳(標高1238m)です。
雨乞岳と東雨乞岳というツインピークスになっているのでわかりづらいですが、
鈴鹿山脈の第2高峰になります。(ちなみに第1峰は御池岳です)
この山も鈴鹿セブンマウンテンに入っているので、
5月中旬以降にシャクナゲ(石楠花)を見に行く予定です。
鎌ヶ岳の南に続く、鎌尾根です。
今年は入道ヶ岳からこの尾根を通って鎌ヶ岳に再訪する予定です。
山頂付近にタムシバ(田虫葉)が咲き始めていました。
登山道で全然見かけなかったので、不思議だったのですが、
これから咲くようですね!今年は少し遅いのでしょうか?
主稜線を通って、武平峠に向かう途中にショウジョウバカマの群生?がありました。
ハルリンドウです。
こちらはネジネジの蕾もあります。
武平峠に到着です。
体力的にはこのまま御在所岳に行けそうでしたが、
午後から用事があったので、この日はここから下山しました。
下山途中には、アカヤシオやミッツバツツジがたくさん咲いています。
この日の感覚では、標高800m付近まで咲いていたと思います。
御在所岳までまだ400mあるので、GW直前くらいに満開でしょうか?
先ずは、セブンマウンテンの2山を登りました。
さて、次回は何処にしましょうか?