2017年7月29日土曜日

北アルプス 蝶ヶ岳 強風と雨 その2

先ずはテントを設営するために、山小屋で受付します。
この時は雨は降っていませんでしたが、何時負ってもおかしくありません。
雲の切れ間から、常念岳とその右に前常念岳が見えています。

受付を済ませて、テント場に戻ります。
今しがた到着した人達が設営を始めています。
この時点でかなり強い風が吹いています。
風は写真の右奥から左手前に吹いています。
なるべく奥に設営した方が風の影響は少なそうです。

この後、強風と小雨の中で慌しく、設営を済ませました。
その後直ぐに雨が本ぶりになり、テントに缶詰状態になります。
ここで遅い昼食です。お寿司とおでんです。
少しウイスキーも飲みます。

先日作ったテント内のギア・ハンモックです。
綱をピンと張っていませんが、かなりの重量物(カンテラ、ヘッドライト)などを
置いても全然平気でした。
ちなみに350円ほどで作りました。

穂高方面です。
右に槍ケ岳、左に奥穂高岳が見える筈でした。
結局、夕方はこの風景がベストショットになります。
雲が下から吹き上げてきます。かなり寒いです。

テント場です。
ちょうど中央あたりに私のテントがあります。

夜、トイレに行くと、東(安曇野市方面)の方向に街並みが見えました。
下界は良く晴れているようですね!

今回訪れた(泊まっていませんが)蝶ヶ岳ヒュッテです。
中では夕ご飯が既に始まっているようです。

夕飯は焼肉野菜炒め+ご飯を食べましたが、写真を忘れました。
時々雨が止むので、その合間にトイレとか張り綱のチェックとかしました。
それでも疲れたのとすることが無いので、7時30分頃に休みました。
夜は更に風が強くなり、吹き飛ばされるのではないかと心配な夜でした。

翌朝です。
朝3時頃に起きている隣りのテントの話しからは、まだ雨が降っているようです。

今日の予定は6時半に出発です。
4時30分に起床しました。
風は強いものの、雨はあがりました。
ご来光は微妙です。

常念岳は綺麗に晴れています。

朝食を食べて、テントの中を片付けていると声が聞こえるので外に出ると、
5時ちょうどに太陽が顔を出しました。ご来光と呼ぶのか?

わずかの間でしたが、とりあえず朝日は拝みました。

その後、風が弱くなったタイミングでさっさとテントを撤収して出発します。
この日は常念岳方向に少し歩いて、横尾へ下ります。
山小屋の屋根の直ぐ上にテント場が見えて、その上のピークが蝶ヶ岳山頂です。

穂高岳方面です。
結局、この日も2900m程から上は雲の中でした。
この景色を楽しみにしてきたので、ちょっと残念でしたが、
山登りとはこんなものでしょう。また次の機会に!

横尾への分岐です。
正面のピークは、蝶ヶ岳三角点がある以前の山頂と思います。
見えませんが、その先に蝶槍があります。
こちらも次の機会にして下山しました。

こちらの登山道もずーーっと樹林帯です。
でもこちらの方が距離が短いので楽だったかも?

横尾分岐から1時間30分ほど下りた場所に「槍見台」があります。
ここから最後の槍ケ岳が見えるようですが、残念ながらここでも雲の中でした。

たぶんこの方向の先に槍ケ岳が見える筈なのですが・・・。

1時間50分で横尾まで下ってきました。

横尾山荘の前は相変わらずたくさんの登山者が休憩しています。
3連休の最終日なので、ほとんどが上高地に帰る人達でしょうか?

ここでは水を補充しただけで歩き出します。
ピッケルを持っている登山者がたくさんいました。
今年は雪が多いのでしょう。

50分ほど歩いて、徳沢に到着です。
行きは我慢したソフトクリームを頂きました。

横尾から上高地は11kmあります。
ほぼフラット(多少のアップダウンはある)ですが、2時間30分で歩きました。
ここは河童橋直前にある沢です。
もっと綺麗だったのですが、写真では伝えられないですね!

河童橋には観光客に混ざって登山者がいる といった割合です。
登山者は汚いモノを見るように避けられます。(私に偏見です)
確かに汗だくで汗臭いですが・・・。

河童橋からの穂高の上は雲の中です。

11時20分のバスセンターです。
あかんだな方面は長蛇の列です。バスは11:30です。
次のバスに乗れないと30分待たないといけません。

何とか最後尾(後ろに2人居ただけ)で無事に乗れました。
温泉で汗を流して、遅めの昼食です。
ソースカツ丼を頂きました。

連休の渋滞を心配しましたが、予定通り19時に自宅に到着しました。
明日から仕事です。
今週は辛そうだ!!

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