2012年5月28日月曜日

御在所岳登山【後半:下り編】

さて、後半です。
12:20頃に山頂公園を出発して「中道登山道」を降ります。

しかし、まだこの時間では登ってくる人たちが多くて、何回も交通渋滞が発生します。
富士見岩を通過するのに、1時間以上掛かってしまいました。
キレット手前の岩場のはしごです。さすがに女性にはドキドキのようです。

キレットの下まで辿りつきました。
ロープウェイのゴンドラの中の人たちが手を振っています。
写真ではわかりませんが・・・。

それを見た女性陣は、”なぜか?”手を振り返しています。
楽しそうなので、ジッと見てました。ではなく、写真に納めました。
キレットは目の前ですが、迂回路があると思っているかのように平然としています。

ちょうどこの時間は登ってくる人がいなくて、キレットを降りてくる人がいませんでした。
(変な文章ですが、間違っていません。下っている我々はここを登ります)
コワゴワと登る女性陣を撮るために、下からカメラを構えています。
始めはここがルートと信じなかったのですが、両側は深い谷なので納得したようです。

自分が登って、振り返ったところです。
登り始めは人が見える場所ですが、谷が続いているので、
降りるのは少し怖く感じますね。

キレットを過ぎると、少し緩やかな道になります。
そして今回一番楽しみにしていた「地蔵岩」にやってきました。
”写真で見たことある!”とか言いながら、不思議そうに眺めています。

その次に「おばれ岩」です。
思っていたよりも大きい岩だったようで、2枚の岩の間をくぐり抜けて見えなくなりました。
手前でカメラを構えていた私は、完全に無視されています。

途中で「中道」→「裏道」の迂回路に入ってきました。
この辺りまで来ると残り1時間弱の距離です。
しかし、みなさん、かなり足にきています。
下り坂は膝上の筋肉にボディーブローのように効いてきます。
なので、足取りがだんだん遅くなります。
予定より少し遅れましたが、全員無事に下山できました。
お疲れ様でした。



登っている時に見つけた「花たち」です。
お馴染みの「タテヤマリンドウ」です。

こちらは「イワカガミ」です。
どちらも10mmくらいの小さな花です。
下を見て歩いているので、簡単に見付ける事ができます。

こちらは「シャクナゲ」です。
色合いは「アカヤシオ」に似ていますが、比べると違うと思います。
葉っぱが全然違いますが・・・。
「アカヤシオ」は既に見る事はできませんでした。
「シロヤシオ」は咲き始めた頃合です。これからが見頃でしょう!

登山口近くの「岳不動」の前に咲いていました。
「あやめ」ですよね!たぶん!

最後に今回のルートです。
右回りで登っています。
途中で電源が切れたようで、駐車場の車で再起動したので、
その間は直線になってしまいました。

また機会があればご一緒しましょう!!

2012年5月27日日曜日

御在所岳登山【前半:登り編】

当初の予定通りに、「御在所岳」に登ってきました。
写真はいつもの役場駐車場から見たところです。
朝から少し霞んでいましたが、天気予報では雨の心配はゼロです。
前日に雨が降ったので、山頂付近で風が強くならないか気掛かりでした。


左のピークが「御在所岳」です。
直ぐ右側のピークが「国見岳」になります。

今回は私を含めて6人で登ります。
下見した蒼滝駐車場に車を止めて、各自が思い思いに準備体操?しています。

ロープウェイ駅の横を通って登山口に向かいます。
下見に来た時は小雨まじりで、中腹くらいまでしか見えなかったですが、
よく晴れてすっきりと山頂が見えます。
暑くなりそうな予感です。

今回は、裏道登山道から藤内小屋を経由して国見尾根を登ります。
鈴鹿スカイラインの下を通過中です。
上の端は「蒼滝橋」です。蒼滝トンネルは左側になります。

「藤内小屋」で小休止です。
ちょうど若者(高校生?)の一団と一緒になりました。
若者たちは賑やかで良いですね!!
この場所に今年から「トイレ」ができました。
有料です。(いくらかは未確認です)

藤内小屋を通過して直ぐに分岐があります。
直進すると「裏道登山道」です。
丸太で作った橋で沢を渡ると、「国見尾根登山道」があります。
結構、急坂なのですが、途中に”奇石”があり、ビュー&休憩ポイントになります。
最初の岩場で休憩です。
平気で座っているようですが、右側は大きく切れ込んだ谷です。
女性陣は”足がすくむ~”と顔を引きつらせていました。
奥に見える山の頂上付近に「ゆるぎ岩」と「天狗岩」が見えています。

「ゆるぎ岩」の横で休憩です。
ここまで上がってくるとかなり遠くまで見渡せます。
やはり少し霞んでいるのが残念ですが・・・。

国見尾根を登りきり、国見峠を通過して御在所岳に向かっています。
4月の中ごろまではこの道(くぼみ)に雪が残っているのですが、
さすがにこの時期にはありませんね!

無事に全員が到着です。
今回参加者のほとんどの方がランニングをしています。
でも、山登りは少し勝手が違ったようですね!
やはり暑かったので、休憩を多めに取ったりしましたが、
ロープウェイ駅から約3時間で登ってきました。

山頂公園は多くの登山者とロープウェイで登ってきた人で賑わっています。
昼食用に利用できるテーブルが運よく1つ空いていました。
ただいま昼食中です。2人立って食べていますが、行儀が悪いのではなく、
右手の藪からの虫(あぶ?)に攻撃されて座っていられなかったためです。


全員がおにぎり、カップスープ(お湯を沸かして)を食べて、
その後、お菓子を食べながらコーヒーを頂きました。
水2L持って登ったのですが、なんとか足りました。
お昼休憩の最後に、全員で記念撮影です。 

前編はここまでです。
下の写真は、山頂公園の裏(西側)にあるスキー場です。
あの山の頂上が本当の御在所岳の山頂(1等三角点あり)になります。
1度しか言ったことがありませんが・・・。


下りは「中道登山道」を通って降ります。

2012年5月20日日曜日

下見に!

5/26(土)の御在所岳の登山のために下見に行ってきました。
鈴鹿スカイラインが開通してから、車を止める場所を確保するのが大変になっています。

今回は、蒼滝下の駐車場に停める予定です。
ここから登山道までの道のりに自信がなかったので下見に行ってきました。
蒼滝の駐車場です。きれいなトイレがあります。

2008年の大雨で蒼滝まで行けなくなりました。
きれいに整備されていますが、この上流300mくらい上流に蒼滝があります。

今回は、先ほどの蒼滝の駐車場からロープウェイ駅を通って、
登山道(裏道)に出る予定です。
今日は少し曇っていて、この時間は雨が降っていました。
傘を差した観光客がいますね!
ロープウェイのゴンドラも途中で雲の中に消えてしまいました。

ロープウェイ駅のすぐ横に駐車場がありますが、800円/日掛かります。
先程の蒼滝の駐車場は”無料”です。
ここまで少し登りますが、数分で到着です。
今日は下見なので、服装もジーパンにスニーカーです。

ロープウェイ駅のすぐ横を通って、登山口に向かいます。
ここから少し下って100mほど歩くと登山口に到着です。

小さくて見えないですが、この辺りの地図がありました。
現在位置から裏道登山道までが明確に示されています。

そうして歩いていると、突然「1合目」の看板が現れました。
ここまで確認して戻りました。
これで土曜日は問題なく登れそうです。


あとはどの登山道で登って降りてくるかを決めるだけです。
もうひとつは天気ですね!晴れると良いな!です。

2012年5月16日水曜日

今後の予定を少し・・・。

多くの方から「山に連れてって!!」と言われているのですが、
なかなか皆さんと予定が合わずにいます。
なので、今後の予定を少し紹介しておきます。

その前に、7月中旬から10月末までは、本業?の川の時期なので、
この期間は山登りの予定はありません。
秋冬シーズンは、11月になってからになります。

さて、当面の予定ですが、
5/26(土)に御在所岳に登ります。
今年の御在所岳は今回が最初で最後となりそうです。
登り下りの登山道など詳細は今考えています。
中道は人気のコースなので、どちらかに入れたいです。
まだまだ参加者募集中なので、予定が合えば連絡ください。


先日登った「釈迦ヶ岳」です。
この山は私のお気に入りの1つです。でも今年は・・・多分もう登らないです。
その後ですが、6/10(日)or6/17(日)に「伊吹山」へ出かけます。【決定です】
鈴鹿の山は1200mクラスなので、一度2000mクラスを登ります。
持久力のテストの意味合いです。(注:伊吹山は、1300mクラスでした)


そのあと【6月末~7月始】に「御嶽山」へ登って、春初夏シーズンを締めるつもりです。
「御嶽山」は、3000mクラスの山になります。
しかし、かなり上まで車で行けるので、標高差は900mくらいですが。


日本には、3000m超は21座28峰あるそうです。
「御嶽山」は上から14番目の3067mの山です。
これまでに「乗鞍岳」【3026m:19番目】は登っていました。
富士山に登るまでは、最高到達点になりそうです。
こちらも参加者募集中です。車中の前泊ですが・・・。

2012年5月13日日曜日

今年、3峰目です。

昨年の年末に出掛けた「釈迦ヶ岳」に出掛けました。
前日から風が強くて心配しましたが、駐車場では”大丈夫”な感じです。
しかし、山頂付近は雲が掛かっています。昼頃には晴れの予報ですが・・・。

今回は、「安座谷コース」を登ります。
登山道を登っていくと、遠くに滝が姿を現します。
立派な滝ですね。

「安座滝」と言います。
滝の真下まで下りられるそうですが、かなり急な道だったので今回は止めました。
気が邪魔して全体が見えませんが、音を聞く限りでも迫力がありました。

「安座滝」を左手に見ながら、右側を迂回して登っていくと、
2段の美しい滝が現われます。水量もそこそこあり、見惚れてしばし休憩です。


さて、ここからは難所続きです。
岩だらけのこんな道(結構急坂です)を登ります。


やっと開けた場所に出ましたが、自分たちよりも上はガスっていて、
更に”強風”が吹き荒れています。
写真や言葉では表現できませんが、本当に飛ばされそうな風です。 

山頂前の大ガレの手前です。
あの大風だと、ここを超えるのは厳しかったかもです。
この直前から風が少し治まりました。
なので、この難所を無難に越えることができました。

無事に「釈迦ヶ岳」【1,092m】の山頂に到着です。
空が写っていませんが、まだ曇り空です。
でも、下界はそれなりに見られました。
予定(登り時間2時間)だったのですが、1時間40分ほどで登れたので、
ここでは休憩せずに、猫岳~羽鳥峰方向の尾根を目指しました。

相変わらず強風が吹き荒れています。
その中を順調に「猫岳」に到着です。
自宅から見えるこの「猫岳」の形が好きで、鈴鹿の山の中ではお気に入りの1つです。
尾根道を歩いていると少し登れば山頂に立てるのですが、
下から登るのは大変ですが・・・。

「猫岳」から「釈迦ヶ岳」を振り返ったところです。
まだこの時間も雲(霧?)が掛かっています。
気温もかなり下がっていて、普段ほとんど持っているだけの上着を着ています。

「羽鳥峰」の手前の山の東に少し下がった場所で、昼食にしました。
さすがに風を受けながらは寒かったので、見晴らしとかは無視でした。
暖かい食べ物がうれしい気温だったので、ラーメンと食後のコーヒーを頂きました。
無事に「羽鳥峰」に到着です。
ここも風をさえぎるものがなく、寒くて素通りしました。

前回同様に「猫谷」を下山します。
石組の堰堤を下るロープ場が2箇所くらいありますが、そこの写真です。
今回は今年初めて2人連れで登りました。
昨年、「藤原岳」に一緒に登ったMさんです。(Mさんが多いですね!)
今回も私のスピードに遅れることなく、ついて来てくれました。
【もっとも先日の10kmマラソンでは負けているのですが・・・】


途中、ちょっと心配な横風に遭いましたが、無事に予定より少し早く下山でしました。
昼食休憩が30分予定オーバーしてしまった(楽しく話し込んでいました)ので、
ほぼ予定通りになったと言うのが正解でしょうか!


次回は、5/26(土)に御在所岳に登ります。
参加希望の方は個別に連絡ください。

2012年5月4日金曜日

雨の入道ヶ岳!

雨の中、「入道ヶ岳」へ行ってきました。
コースは昨年末に登ったコースと同じです。
行きは、「北尾根コース」です。
今回は鳥居をくぐって、階段を登ってみました。


途中までは普通の石段でしたが、段々と急になってきます。
中ほどで断念して、横の登山道へと逸れました。
写真ではあまり急に見えませんが、登り始めからこの急階段はきついです。 

左横の登山道は、林の中を緩やかに登って行きます。
このコースの前半は、登り-平坦-ちょっと下り を繰り返します。
平坦-下りで息を整えられるので良いのですが、この後の登りはかなり急坂です。


送電線の鉄塔の真下を通ります。
前回は工事中だったので、この場所で止まることができませんでした。
この時点はまだ霧雨状態です。 

前回、道を間違えた場所です。
右の「大久保町」の方へ降りていってしまいました。
この場所は、看板の後ろへ行くのが正解です。

途中で白い花(木)を見かけました。
5~6mくらいあります。何の花でしょうか?

アセビのトンネルまでやってきました。
馬酔木の花の時期は、もう少し前でしょうか?
3月頃のイメージがあります。【調べると、”早春”の頃とありました】
既に花の時期は終わっているのでしょう。

一度視界が開けた場所から「入道ヶ岳」の山頂付近が見えました。
雨と霧で煙っていますが、数人の登山者は確認できました。
この辺りは低木の間を進んでいたので、雨や風の様子ははっきりしていませんでした。


「北の頭」から前回行けなかった「奥の宮」へ立ち寄りました。
ここに辿り着く前にかなりの雨量となり、また、山の北斜面を駆け上ってくる風で
かなり体温を奪われました。この「奥の宮」で着替えをして、レインウエアを着ました。
つまり、ここまでレーンウエアなしで来ました。
登りは普通でも汗をかくので、レインウエアを着ているとムレて大変なことになります。
でも、ここまでが限界でした。

「入道ヶ岳」の山頂です。
この時、左後ろから強風と雨に叩きつけられて、立っているのがやっとでした。
写真を見てわかる通り、山頂には誰もいませんでした。
風雨を避けるもの(構造物、木など)が無いので仕方ありませんね!
私もこの写真を撮るのが精一杯でした。
直ぐに下りの登山道に退避しました。


下りは、「二本松尾根コース」です。
山頂から東に向かって降りるため、風はほとんど感じなくなりました。
雨は相変わらずシトシトと降っています。
よく整備された”杉”林です。【スギ花粉は終わっているので大丈夫です】
木の幹まで緑で、マイナスイオンが”いっぱい”って感じです。 


山頂での休憩なし(着替えただけ)で、降りてきました。
帰り道は、左の白い車の止まっている方向からです。
登り始めが9:30でした。帰りはちょうど12:00です。
休憩なしだと2時間半で一回りしてこられる訳ですね!! 

ここから100mほど下ったところに車を止めていたので、そこで再度着替えて、
車の中で「おにぎり」を食べてから帰ってきました。
今日は、先日購入した靴の調子を見るための登山でもありました。
登り降りともに快適でした。疲れの以前の靴よりも少ない感じです。
また、雨にぬかるんだ道を歩きましたが、水が進入することも無かったです。
ただ1点、両足の小指の外側が靴擦れしていました。
履いている時は気付かなかったのですが、靴下を脱いだら皮が剝れていました。
今後は、軽くテーピングするようにします。