2017年5月24日水曜日

大杉谷 その1

ケガから1週間で何とか傷みがなくなったので、予定通りプチ遠征に出掛けます。

午後から自宅を出発して、目的地に向かいます。
少し予定より早かったので、先ず温泉に入ります。

この温泉の建物は以前、学校だったようです。
私好みのやさしいお湯でした。

その後、翌日の買い物をしてから夕食です。
かなり主要道から離れていますが、小洒落た店がありました。

店内もきれいです。
このお店は隣りが旅館になっています。
(旅館の一角に食堂があるが正解みたいですが・・・。)

この店のお奨めの「とんてき定食」を頂きました。
私の地元もとんてきが有名ですが、味付けなどは違いました。
このとんてきも有りと思います。

このお店はJR三瀬谷駅の前にあります。
見事に無人駅でしたが。

勝手にホームまで入ってしまいましたが。
ローカル線の駅といった感じです。

その後、約40km(2時間弱)走って、登山口まで到着しました。
到着時は20時くらいでしたが、”真っ暗”だったので、外の写真はありません。
街頭もなく、本当に”真っ暗”でした。ちょっと新鮮な闇でした。
もちろん、ヘッドライトやカンテラは持っているので、困る事はありませんが。

翌朝です。
この日も朝から良いお天気です。
車を停めた直ぐ横には、川が流れていました。
「川」と言えば直ぐに魚を探してしまいますが、
探すまでもなく、たくさんの大きな魚が泳いでいました。
この写真にも100匹以上写っていますが、たぶん拡大しても見えませんね!


空もきれいですが、山々の緑が目に鮮やかです。

私が準備している横をスタートしていく人達が通り過ぎて行きます。
この先が登山口になります。

私は最深部から5~6台目に車を停めています。
私よりも遅れて到着した人達は、300mほど離れた場所に駐車しています。

登山口にあるトイレと入山届けポストです。
トイレはきれいでした。最近はどこでもこんなトイレがあります。

登山口の看板です。
この日は行ける場所まで行ってピストンする予定です。
先ずは、左下の「桃ノ木小屋 6.2km」を目指します。
そうそう、ここは「大杉谷」です。
看板の左上の「日出ヶ岳」が大台ケ原の最高峰です。
簡単に説明すると、大台ケ原の三重県側からの登山道です。

登山口から直ぐにこんな場所が出てきます。
黒部渓谷の「下の廊下」を思わせる場所です。

下の流れるのは日本一の清流とも言われる宮川です。
この日のルートは宮川沿いの渓谷を歩きます。

まだ朝が早いので、朝日が当っていませんが、エメラルドグリーンです。
ちなみに、この日のスタートは、5:50です。

渓谷沿いの細い道をアップダウンしながら進んでいきます。
危険な箇所にはちゃんとクサリが設置されています。
慎重に進めが特に難しい事はありません。

1つ目の吊り橋です。
吊り橋は数ヶ所あります。そして、段々長くなります。

2つ目の吊り橋です。
長くなっているのがわかりますよね!
最長の吊り橋は少し足が竦みました。

キンリョウソウ(銀竜草)ですね!
まだまだ目覚めたばかりです。

風もなく穏やかな日です。
静かな時間が過ぎていきます。
私の前後には人の気配もありません。

前半は概ねこんな感じの道が続きます。
ドンドン奥に入っていくという感じです。

雨が少ないためか?水量が多くありません。
この日は穏やかな川という印象です。

6時40分になって、やっと日が照ってきました。
木漏れ日が眩しいです。

長い吊り橋です。
渡っているのは自分ひとりですが、微妙に不規則に上下左右に揺れます。
高度感は問題ないですが、揺れは気持ちよくありません。

木々に囲まれて、少し薄暗い道を歩いてきました。
出発から1時間15分程で桃ノ木小屋までの半分に到着です。

前半はここまでにします。

後半に続くです。


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