2016年6月14日火曜日

中国地方遠征 =竹田城跡 その2=

最終日です。
この日も朝は良いお天気でした。
朝日に照らされた竹田城跡です。
昨日夕方とあまり変化は感じないですね!

少し違う場所に車を停めての撮影です。
山の上に何やら建造物があるのがわかります。
これからあそこまで登っていきます。

山の下には、当時の菩提寺と思われるお寺が並んでいます。
その前を水路が流れていて、綺麗な菖蒲?が咲いています。
良く整備されていて気持ちいい散策路です。

大きな鯉がいます。
良く見ると20cmくらいの川ムツやカマツカが泳いでいます。
鯉は近寄ると一斉に集まってきます。餌がないのでゴメンナサイです。

駅裏の登山口です。
山頂まで0.8kmとあります。

山道はこの様によく整備されています。
急峻な場所もありますが、ゆっくり歩いても30分ほどの距離です。

一番北側から入城します。
この時点では全体が見られないほど大きいです。
そうなんです!以外にデカイのです。

北の外れから中央付近にある天守閣跡を見ています。
解説書には南北に400mあるそうです。
大きな山城ですね!

眼下に城下町が見えます。
一番遠い山裾に円山川が流れています。
その川霧でしばしば天空の城になるのです。
でも、どうも秋がメインのようです。調べが足りませんね。

天守閣跡です。
是非、この場所に天守閣を再建して欲しいですね!
この城は1440年頃に築城されたようです。(詳しい記録はない)
京都ではまさに応仁の乱が始まろうとしていた時期ですね!
戦国期には毛利家と織田信長の勢力の中間地点ということで
何度となく戦火に晒されています。
解説書には、信長の他に豊臣秀吉や明智光秀などの名前があります。

西側の尾根には「花屋敷」と呼ばれた場所があります。
今は入場できないようです。

天守閣から北半分を見ています。
山頂付近に植えられている木々は桜が多いです。
春(4月中旬)にはたくさんの桜が満開になります。
その時期も捨てがたいですね!

天守閣から南半分を見ています。
解説書にはこのアングルがベストポジションとあります。
マチュピチュ的風景が見られるそうです。

私的にはこの景色が一番気に入りました。
上の写真の奥の大きな木の向こうからこちら(天守閣)を見ています。

山頂付近をゆっくり散策してから、別の道を下山します。
この登山道の始まりが表米(ひょうまい)神社です。
歴史は古くて江戸中期(宝永年間1705年ごろ)の建立という事です。

散策道になっている道です。
とても綺麗にされていて気持ち良いですね!

踏切を渡りながら、竹田駅構内を撮影しています。

資料館にあった模型です。
これが一番良くわかります。
中央に天守閣があり、左右(南北)に広がっています。
虎が臥せているように見える事から、虎臥城とも呼ばれているようです。

資料館内にあるショップで「雲海ゆずサイダー」を買って、その場で頂きました。
山登りの後にはさっぱりの飲み物が最適ですね!

資料館越しに見る竹田城跡です。
そうそう!この山は標高353mの古城山と呼ばれています。


朝から汗をかいたので、昨夜と同じ温泉に入ります。
資料館近くに駐車場から5分足らずの距離です。
「よぶど温泉」といいます。よぶどの意味は調べたけどわかりません。

山に囲まれた静かな環境にあります。
朝10時過ぎですが、既に多くの人達がお風呂に入っていました。

お風呂でさっぱりして、11時を過ぎたので、昼食を頂きました。
併設している食堂です。
この日の一番乗り(と言うか、無理を言ったみたいです)になりました。

しかし、こころよくカラ揚げ定食(770円)を作ってくれました。
美味しく頂きました。ごちそう様でした。

その後約200kmを走って15時過ぎに帰宅しました。

梅雨の最中に天気に恵まれた旅でしたが、大山に登れなかったのは残念です。
でも、考えようによっては再訪できる口実が出来たので、その時を楽しみにしています。


2016年6月13日月曜日

中国地方遠征 =竹田城 その1=

湯原温泉から200kmほど車を走らせて、兵庫県の山の中にやってきました。

ここは朝来IC近くのSAです。
明るく開放的で品揃え豊富です。

しかし、車はほとんど走っていません。
しばらく待っているとやっと1台やってきました。

大山途中断念のおかげ?で、予定よりも早く着いたので色々散策しています。
立雲峡にやってきました。
ここは桜の名所のようです。

山道を登っていくと、大きな看板があります。
ここは今回の2つ目の目的地の最高の展望エリアになっています。

一度は見た事のある景色と思います。
最も雲海が広がり、山頂部だけが浮き上がった絵かもしれませんが・・・。
今回の遠征の2つ目の目的地は、「竹田城跡」です。
天空の城や日本のマチュピチュとか呼ばれているようですが、
マチュピチュは言い過ぎですが・・・。

ここ立雲峡には、第1から第3展望台があります。
この日は本当に暑い日で、第1展望台は諦めました。
第2展望台からたくさんの写真を撮ってきました。

下山して観光センターに車を停めると、ちょうど竹田城跡に陽が沈む時間です。
353mの山の上に城が築かれていたのです。
かなり急峻な山です。

この集落の中心にJR竹田駅があります。
街並みに合わせて改装されたのでしょうか?なかなか雰囲気のある建物です。
駅舎の中で駅員さんに話を聞くと、この駅の裏から30分ほどで登れるとの事でした。
明日の体調にもよりますが、登る気持ちが出てきました。

夕飯はカツ丼とこの土地特産?の鹿肉を使ったコロッケを頂きました。

その後、近くの温泉にゆっくり入りました。
ちょうど誰も居なかったので、更衣室だけですが・・・。

内部は大きな湯船と20ほどの洗い場、そして露天風呂があります。
中にはたくさん人が居たので写真はありません。

この日は車中泊の場所に移動して、21時過ぎには休みました。


中国地方遠征 = 湯原温泉 =

大山登山は残念な結果でしたが、車まで戻った時点で元気を取り戻していたので、
次の目的地に向う事にしました。

山登りで汗をかいたので、途中にある温泉に立ち寄りました。
湯原温泉といいます。
一番奥はダム湖のダムがあり、行き止まりになっていますが、
そこに無料の露天風呂があります。

ダムが見えます。
川の右側(左岸)に露天風呂があります。
対岸には大きな旅館が建っています。

どうやら砂湯と言うらしいです。

大きな露天の湯殿が3つあるようです。
それにしても開放的な露天です。
湯船には男性が一人だけ入っています。

入り口には注意書きの看板があります。
しっかり読んでから更衣室に向います。

更衣室です。男女の部屋はとりあえず壁で仕切られていますが、
外からは・・・見ての通りです。
暖簾があるだけです。

3つの湯船にはそれぞれ名前があるようです。
1つ目(一番下流)は、「美人の湯」です。
特に私には関係ありませんが・・・。
このお湯は少し温めでした。

最初に断っておきますが、男性が居なくなり、独り占め状態なのでカメラを取り出しました。

湯船の底は小石が敷き詰められています。
大きな岩は椅子に最適な配置です。

2つ目は「子宝の湯」です。
こちらももうお呼びではないようです。

この湯船は一番上流にあります。
お湯は少し熱めです。ちょうど良い温度です。

底の石の間から気泡が至る所から沸き出ています。
本当なきれいなお湯です。

3つ目は屋根付きの湯船です。
「長寿の湯」とあります。
お湯の温度は一番熱いです。
長湯は難しいですが、頑張って入っていました。

このお風呂の直ぐ横には川が流れています。
水はあまり綺麗ではありませんが、大きな鱒が泳いでいます。
(写真の真ん中に40cmほどの魚が写っています)

お風呂から上がって上流部から写しています。
私が出る事に広島からやってきたおじさん(私より年長)が入ってきました。
広島弁は何を言っているか良くわからなかったです。
つまり、あまり会話にならなかったです。残念ながら・・・。

このお風呂ですっかり元気になりました。

それでは次の目的地に向いましょう。


2016年6月12日日曜日

中国地方遠征 = 大山 途中撤退! その2 =

大山 登山の続きです。

急な体調の異変に少しパニックになりながら、ゆっくり下っています。
まだこの時点では写真を撮る元気があったようです。

その後、水分補給、汗で濡れた服の着替えなどと身体を休ませながら下山していました。
山を下るに従ってだんだん身体が楽になってきました。
元谷と呼ばれる荒れた谷を渡ります。
この時点で山頂付近はガスに覆われています。

ここまで下りてきてやっと写真を撮る元気が戻ってきました。
花の名前は後からゆっくり調べます。



大神山神社奥宮に境内に下りて来ました。
日本最大級の権現作りの神社で、神仏混流の様式をなっています。
無事に下山できた事を感謝して、きちんと参拝しました。

石段の下からです。
自然石を使った石段や参道は有名なようです。

もう1つの名水の「御神水」です。
こちらの水も大変美味しい水でした。

石を敷き詰めた参道です。
湿っているので滑ってとても危険な道です。

その後、大山寺の参道を通って、無事に車まで戻りました。
着替えをして、ゆっくり休んでから次の目的地に移動しました。
移動の途中で、大山の展望台のような場所で休憩です。
この時間も山頂付近はガスが掛かっていました。

自宅から400kmほど離れた大山に挑みましたが、あえなく撤退となりました。
山は逃げていかないので、また次の機会に挑戦したいと思います。

山登りのやり方を考えさせられる良い教訓になりました。
だんだん無理が利かなくなってきたようです。
身体のケアと管理をしっかりやりたいと思います。